半値戻し半身の構え 手詰まり、内憂外患、バブル再燃 (2017.04.25)
週明け続伸。日経平均一時290円高。窓を空け小陰線で引けた。買い戻しによるもので、仏大統領選に伴う波乱後退。5月7日決戦投票に持ち越した。一方、25日が北朝鮮の人民軍創建85周年に当たり核実験、ミサイル発射も伝えられ立ち往生。1ドル110円台の円安に振れながら膠着状態。半値戻し1万8946円を目前にもみ合った。25日米空母カール・ビンソンが朝鮮半島に接近し、米軍の特殊観測機「WC135」が放射能物質収集に緊急出動との情報もある。シリア、アフガンに続き北朝鮮も「八百長テロ」といわれチキンゲーム。トランプ氏の政策手詰まりによるもので内憂外患。4月中旬から日経平均の日足が鯨幕となり気迷いが尾を引いていた。18日以降、ゴールドマンの下げがNYダウの足を引っ張り、原油先物安も相場を冷やしたという。地合いが伸び切っていただけに乱高下。売ると上がり買うと下がる場面だ。関係分のうち、■■■(****)が3730円引け。CMOS(シーモス)イメージセンサーの収益拡大を先取り。2015年5月3970円カイから本格化。5000円相場が見込まれる。同様に、■■■■(****)も大商いのうちに急伸。164円で引けた。3月24日下方修正したが、4月24日に日本中央競馬会から26億50000万円にのぼる映像伝送システム受注を発表。新年度以降、五輪関連に特需を加味すると、2015年1月高値219円を突破する見通し。行き過ぎた悲観の裏目が個別物色に跳ね返っている。卒直なところ、欧米に中露、日本も手詰まり。内憂外患、バブル再燃をやむなくされた。いわく、世界のマーケットをすべてコントロールする米長期金利によるもの。昨年12月と今年3月の0.25%利上げにかかわらず、昨年12月15日の2.639%を下回っているためだ。FRB、ECB、日銀による量的緩和一巡。ヘリマネ解禁が伝えられる。18日の日米経済対話で副総理の財務相がかぶりを振ると、米国が総理退陣を求めたという。19日、宏池会で「もうしばらく我慢して安倍政権を支えてください」と述べた総理の挨拶が気になる。女性の防衛相や法務相、環境相、さらに政務官疑惑など解散・総選挙か内閣総辞職含みという。29日ハネムーン100日、5月12日のSQにかかってきた。26日新月買いに対し、5月11日満月売りと出ている。日経平均の夜間取引を見ると、1万8960円で半値戻しの水準。前週末、週明け2空だけに25日ターニングポイント。半値戻し半身の構えだ。
24日の日経平均255円高。大引け1万8875円。TOPIX1503(+14)。東証一部の出来高19億2100万株、売買代金2兆1100億円。値上がり1534(値下がり381)。6月限が1万8940円(+1.55%)の引け。10年債利回り0.020%(+0.010%)。上海総合が3129(-1.37%)で引けた。マザーズ指数の引け988.29(-2.02%)。窓埋めとみられる。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など関係分。いよいよヤマ場だ。(了凡)