証券ビュー

アンコール伊勢町

3月13日が次の関門 新月買いにひきかえ満月売りも (2017.03.02)

窓を空けて続伸。日経平均一時296円高。引けも確りだ。後場1ドル113円台の円安に振れ後押し。トランプ氏の議会演説が具体性に欠ける一方、FRBの3月利上げ説が金利先物市場で高まったという。
トランプ氏が演説で持ち上げた■■■■■■■(****)をはじめ主力にも買い戻しが広がった。2月28日が一般教書に相当し、3月13日前後に予算教書が発表されるため、もうひと山考えられる。2月27日の新月買いにひきかえ、3月13日満月売りも醍醐味。お目当ての予算教書発表と、15日米国の債務上限問題、FOMC追加利上げ、オランダ総選挙など鉢合わせ。リスクオンがオフに変わる公算もある。ハネムーン100日のさなか、肝腎なところだ。前日まで30年振りNYダウ12連騰の反動が念頭にある。しかし、ソフトバンクGのほか、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)などIoT関連が市場をリード。フラッシュメモリーの■■(****)も外せず2部落ちを覚悟。乗り切る構えだ。日米首脳会談でトランプ氏にロスチャイルド、ロックフェラーグループが加わり既得権を延命。日本も一枚噛んだ模様で半年、1年引き回す見通し。■■■■(****)の動きが示唆している。国内で苦戦しながら海外で結構稼いでいるためだ。もはや、大国と正論で戦えない。欧米や中露も内憂外患。国民が満足に食べていくこともできず、折り合いをつけるのが精一杯。ハネムーン100日で先行きわかる。トランプ氏の公約が予算教書で明らかにされ議会承認されても財源が課題。幅広い移民制度改革に触れ、中間層向け大胆な税負担軽減を打ち出したが、実現するかどうか本人もわからない。やがて、支持者の期待が失望に変わるのが関の山。リーマンショックを境に09年から始まった米国の景気回復が9年目を数え、依然大規模な金融緩和に減税、ボルカールール見直し、インフラ投資1兆ドルなどてんこ盛り。黄金分割で試算したNYダウ2万1186ドルがゴールといえなくもない。今、NYではヘッジファンドの間で「インデックスファンド・バブル」が流行。自らETFに投資する例も多い。低コストのETFに投資しながら顧客に高い利回りをもたらす。日銀と同様ETF(上場投信)中毒になりかねない。日本の場合、極端な悲観論が横行し大半遁世気分。鴨長明や芭蕉、宮沢賢治など清貧になり切れずもがいている。3月13日が次の関門だ。
 3月1日の日経平均274円高。大引け1万9393円。TOPIX1553(+17)。東証一部の出来高19億9300万株、売買代金2兆3800億円。値上がり1426(値下がり456)。3月限が1万9390円(+1.35%)の引け。10年債利回り0.060%(+0.010%)。上海総合が3246(+0.16%)で引けた。マザーズ指数の引け1069.76(+0.99%)。上放れの公算が大きい。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■(****)など予想以上。■■■■■■■(****)も出番が近い。(了凡)