邂逅した最後のバブル 欧米と日本が既得権を守る相場 (2017.02.16)
反発して始まりもみ合い。日経平均一時257円高。前日失ったサヤが元に収まった。買い戻しによるもので、14日FRB議長の早期利上げに前向きな議会証言が主因。
1ドル114円台前半の円安に振れ、銀行、証券、保険など金融株がリード。主力中心に輸出関連も戻した。米主要3指数がアップルの値上がりを受けて4日連続最高値を更新。■■(****)の債務超過1912億円(4~12月期)、米大統領補佐官辞任(13日)、北朝鮮の金正男氏殺害(同)など吸収した。15日、麻生副総理が衆院でFRBが3回利上げすると新興国の経済に打撃。中国経済も駄目になる。いつそうなるか問題と述べ、異常な外貨準備減少と資本規制の強化に言及した。日本は受益者で中国が受難者。日米首脳会談を振り出しにハネムーン100日が動き出した。首相はトランプ氏のほか、ロスチャイルド氏やロックフェラー氏とゴルフ。27ラウンド回り会食5回のもてなし。蜜月といわれるが、トランプ氏がユダヤ人社会と切っても切れない仲で、ロスチャイルド系というロス商務長官の内定も、彼を借金地獄から救った恩人ゆえ。2人ともフロリダのパームビーチとNYマンハッタンに大豪邸を構え、イスラエルのネタニヤフ首相を支持。100%彼のために戦うという。父親のフレッド氏以来ユダヤ教で娘も結婚を境に改宗。クシュナー家がユダヤ系のためだ。会社の副社長がユダヤ人なら片腕の弁護士もそうで、米国の不動産業界にはユダヤ人の成金が多い。つまり、欧米の国際金融資本と日本の金融資本が日米首脳会談で邂逅。既得権を守る相場と考えられる。■■■(****)が2~4月上放れると本物だ。IoT革命をCMOSイメージセンサーでリード。温度と湿度センサーで世界一の■■■(****)、血圧計センサーの世界標準■■■■(****)。FAセンサーでダントツの■■■■■(****)も投入した。新規に■■■(****)、■■■■(****)を加える。対極が■■(****)。2006年買収した米ウェスチングハウスが11年の東日本大震災で■■■■(****)福島原発被災により大幅な減損に見舞われた。当初6400億円から7467億円、さらに1兆6000億円「のれん代」償却に追われ、14日決算開示1ヵ月延期を表明した。事実上、国が丸抱え。生かさず殺さずだ。国や当該企業に支払い能力がないため、欧米と日本による最後のバブルが画策された模様。日米首脳会談が口火とみられる。FRBが利上げすると円安株高。中国は困るに違いない。
15日の日経平均199円高。大引け1万9437円。TOPIX1553(+14)。東証一部の出来高21億株、売買代金2兆2900億円。値上がり1385(値下がり500)。3月限が1万9440円(+0.82%)の引け。10年債利回り0.090%変わらず。上海総合が3212(-0.15%)で引けた。マザーズ指数の引け1025.15(+0.47%)。1102が目安だ。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)ほか12銘柄。以前触れたが、黄金分割で■■(****)の下値を試算すると146円。フラッシュメモリーが復活の決め手だ。(了凡)