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紫玉庵

新嘗祭   11月28日   紫玉庵 (2011.11.25)

陛下のいない初の事態

東アジアサミットで日本勝利

新嘗祭の日、陛下はご病気でした。

代わりに皇太子が勤めたわけでもありません。

初めての事態です。

どんな意味をもつか、私にも、わかりません。

 

産経新聞の解説です。

 

「国事行為の臨時代行などを務める皇太子さまだが、新嘗祭では儀式を代わりに行われることはない。祭祀は明治時代に制定され戦後廃止された「皇室祭祀令」に準じて行われ、陛下の代拝は掌典長がするものとされているからだ」。

 

21日、政府は、

オウム事件の逮捕者13名の刑を確定し、

一旦収束としました。

オウムは、1990年の衆議院選挙で

多くの候補者を出しながら、

全く議席が取れなかったことから、

政府転覆の意志を固めました。

それが、

あんなに破壊力をもつモンスターになれたのか、

解明されないままです。

事件は、1995年3月20日でしたが、

もともと半年後に、

皇居や霞が関に大規模なサリン撒布も

計画していたというから驚きです。

1989年からの平成時代は、

「平成」ではありませんでした。

バブル経済が弾け、失われた10年が、

20年、そして、23年になりました。

この間、天安門事件で四面楚歌だった中国が

国際経済に組みこまれ、

リーマンショック後は、

世界経済の牽引役になり、

GDPで日本を抜き、

国際政治でのプレゼンスも高まりました。

その中国が、

今回の東アジアサミットについて、

なんと、「日本が勝者だ」といっています。