証券ビュー

アンコール伊勢町

反動見越しパートⅡ 申酉騒ぎ戌笑うラストチャンス (2016.12.30)

29日主力、中小型も総崩れ。日経平均一時309円安。新年相場を先取りした。27日から■■(****)ショック、28日実効為替レートでドルが3日連続過去最高を更新し警戒感。年明けの反動を見越したものだ。
東証一部の値上がり342(値下がり1571)に過ぎない。29日が新月で納得した。来年1月12日の満月に逆の目が出そうだ。やむなく社長辞任を決めた■■(****)、和解金で折り合いをつけた■■■(****)が波間に漂う地合い。全33業種中、食品を除く32業種下落。改めて食品を見直した。今年さまざまな権威が崩壊し、新しい秩序ができるまで経済の流れが悪くなるが、毎日3度の食事は欠かせない。■■■■■■(****)と■■■■■■(****)、■■■■(****)をフォローしている。気になるのが■■(****)。29日の出来高6億3800万株にのぼり調整本格化。黄金分割で試算すると146円が下値の目安。来年底割れが見込まれる。しかし、国策銘柄で粉飾ならぬ不適切会計。メディアも支援に回り上場廃止ならず。国や米国の原子力政策と絡むだけに出直る公算が大きい。比較にならないが、■■■■(****)とつき合ったおかげだ。同様に■■■■(****)も裏銘柄。国は原発再稼働の決意を固め柏崎7号機を後押し。世界一厳しい原発委員会の認可待ちだ。人的補償や除染費用など兆単位の資金を工面するため、時価総額5兆円(1株当たり3125円)、ないし9兆円(同5600円)が不可欠という。東電のほか国や自治体も捻出困難で前日述べた「最後のバブル」がほぼ確実になった。ともに原発関連で中長期大化けの見通しだ。もう一つある。12月2日述べた東京五輪の疑似体験。1964年と比較し相場天井打ちの共通点を探るもので、2020年同五輪の3年3ヵ月前がトランプ政権のハネムーン100日に該当。来年4月の満月11日に対し新月26日も参考になる。当時3年3ヵ月前、1961年7月18日に日経平均が史上最高値1892円をつけ、その後4年下げ相場だけに当たらずとも遠からず。来年4月再び天井との仮説を立てた。過渡期の真っ只中に置かれ、理論や情報のほか歴史、先祖の遺伝子も血が騒ぐという。受け売りだが、ケインズ(1883~1946)が英国の経済学者で官僚、貴族でありながら相場で100億円稼ぎ、母校ケンブリッジ大の資金を運用し13倍にした経緯が今でも語り草。2016~18年が申酉(さるとり)騒ぎ戌(いぬ)笑うだけにラストチャンスだ。
 29日の日経平均256円安。大引け1万9145円。TOPIX1518(-18)。東証一部の出来高22億4900万株、売買代金2兆円。3月限が1万9070円(-1.85%)の引け。10年債利回り0.035%(-0.020%)。上海総合が3096(-0.20%)で引けた。マザーズ指数の引け931.44(-0.75%)。小反落した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など値を保った。トランプ新体制がもたらすバブル再来というが、11月9日を振り出しに12月21日まで初動とすれば年明けパートⅡ。1月20日からハネムーン100日で倍返し2万5000円も考えられる。外資が日経平均よりトリックのないTOPIXに注目の模様だ。(了凡)