市場でも理外の理続出 個人が買い越すまで適応あるのみ (2016.12.27)
週明け模様眺め。日経平均の日中値幅46円。大半見送られた。円安が一服した上、26日NY・ロンドン休場。27日年内受け渡し最終とあって東証一部の値上がり848(値下がり1040)。11月8日以来、売買代金2兆円割れになった。
しかし、中小型株が買われJQ平均、マザーズ指数も反発。上げた水準が地相場になっている。23日、NYダウが14ドル高で引け2年振り7週連続陽線。日経平均やTOPIXに跳ね返り、10週目にあたる1月第2週が踊り場。ともに押しが浅く、NYダウ2万ドルに対し日経平均2万円なら小判鮫。現在1ドル117円の円安が日銀のマイナス金利発表直後の水準で、ムニューチン次期米財務長官がドル高を容認。投資マネーが米国に流入しているからこそドル高が起きているという。政府や日銀が何もしない棚ぼたの円安株高。当初自律反発から中間反騰、倍返し2万5000円まで述べ、さらに週刊ポストの4万円説まで高飛びした。戦後の財閥解体やバブル崩壊後の持ち合い解消を踏まえたもので、1月20日米大統領就任式から仮説を検証する場面。1月末一般教書、2月末予算教書を表明し4月までハネムーン100日。21日述べた2万6664円が当面の目安になった。東証が発表した売買動向によると、米大統領選を境に11月11日から12月16日の週まで個人の売り越し6週連続計2兆535億円。これに対し外資の買い越し6週連続計3兆5353億円。現物2兆2533億円、先物1兆2820億円という。先物のほとんどTOPIXといわれ、9月末現引きした模様でしたたか。米国の経済回復と雇用拡大が日本に跳ね返ると見ているわけで、2015年6月の衆院予算委員会で日銀総裁が述べた黒田シーリング1ドル125円を試す動きといわれる。トランプ政権が米国史上最もリッチな閣僚でウォール街の手なずけた通り。ロシアに精通したエクソンCEOのティラーソン次期国務長官が典型。年商45兆円をこなす男だけに並み外れた傑物。11月9日以降、世界のマーケットを正当化するため登場した。新しい相場の始まりというより、欧米の民主主義や中露の大国主義を巡り最後のイベントが幕を開けた。日本は適応あるのみ。22日、150棟、4万㎡焼けた糸魚川の大火。強風に煽られ発生から鎮火まで30時間も延焼し痛ましい。JR糸魚川駅から徒歩5分の現場が無残。証券の大調整27年もこたえた。この上、横にはった分縦に立つ相場がやってくる。1人ひとりが主人公。■■■(****)が花を咲かせたように、市場でも理外の理が続出する見込みだ。
26日の日経平均31円安。大引け1万9396円。TOPIX1538(-5)。東証一部の出来高14億4100万株、売買代金1兆6300億円。3月限が1万9320円(-0.20%)の引け。10年債利回り0.075%(+0.005%)。上海総合が3122(+0.40%)で引けた。マザーズ指数の引け920.54(+1.68%)。おかげで持ち直した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■(****)が一触即発。お年玉の有力候補になった。(了凡)