申酉騒ぐに違いない 6月安値叩いた期日が12月22日 (2016.12.08)
利食いこなし続伸。値嵩中心に確り。引け一段高になった。NYダウ連日最高値更新、1ドル114円台の円安などによるもの。日経平均のボラティリティー指数が17ポイント台に落ち、10月28日のボトムを下回っている。
■■■■(****)と■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)3銘柄で日経平均を90円持ち上げた。日本時間7日未明、孫氏がトランプ氏とNYトランプタワーで約45分会談。総額5兆7000億円新興企業に投資し5万人雇用拡大を表明。トランプ氏が歓迎したという。ソフトバンク傘下のスプリントが一時7%上昇。3位TモバイルUSAと合併を見越したもので、ベライゾン・コミュニケーションズとAT&T2強に対抗し第3勢力誕生を好感。金融に次ぎ通信株もトランプラリーに加勢したという。東証一部の値上がり1483(値下がり422)にのぼる。前日首相が26、27日ハワイを訪問し、米大統領とパールハーバーの犠牲者を慰霊する旨伝えられ、7日の日米防衛相会談で米新政権も尖閣を防衛義務(安保条約第5条)の対象と報道されるなど上滑り。やり過ぎて転ぶ公算が大きい。8日ECB理事会、9日メジャーSQ、14日に日銀短観発表。15日FOMCの0.25%利上げが明らかになり、プーチン来日に見どころ。同日、■■■■■■■(****)の研究開発説明会もあり今年のクライマックス。一部を除きポジション解消売りと述べた。年内約6000億円資本増強を迫られたイタリアの大手銀、減産合意見切り発車の原油安懸念、中国人民元安の波紋など逆回転が見込まれるためだ。改めて■■■■■(****)1300円、■■■■(****)760円が目安。一連のイベントを通じて来週にも押しが入るはずだ。日経平均の2月と6月安値1万4952円がW底となり、6月安値を叩いた期日が12月22日にやってくる。売り方が殺され買い方も投げに見舞われる。年明けイベント目白押し。米新大統領20日就任式、一般教書1月末、予算教書2月末。新政権発足から100日ハネムーン相場といわれる。2日述べたように、2020年東京五輪の3年3ヵ月前。1964年の東京五輪も3年3ヵ月前天井を打った。今回疑似体験が予想され、11月9日の日経平均一時1万6111円(1060円安)、1ドル101円を切る旨仮説を立てた。検証するに足るテーマ。申酉騒ぐに違いない。
7日の日経平均136円高。大引け1万8496円。TOPIX1490(+13)。東証一部の出来高24億株、売買代金2兆6900億円。12月限が1万8500円(+0.54%)の引け。10年債利回り0.030%(-0.015%)。上海総合が3222(+0.71%)で引けた。マザーズ指数の引け897.92(-0.11%)。ボトム圏とみられる。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)が年初来高値を更新。一本立ちが見込まれる。■■■■■■(****)の仕込み急ピッチ。143円カイから見ものだ。ウォール街が「トランプを手なずけた」という。(了凡)