1万8640円に挑戦 打つ手をなくし引っ込みつかず (2016.11.25)
祭日明け堅調。日経平均6連騰に対しTOPIX10連騰。ともに後場高値をつけ出来高、売買代金が増加した。休場中、NYダウが3日連続最高値を更新したほか、米長期金利一時2.4%台。
さらに、1ドル113円台の円安など54年振り寒波に包まれた兜町が活況。東証一部の謄落レシオ(25日平均)135.8%になった。前日シカゴ先物が1万8425円で引け、中間反騰の目安にピタリ一致。ミクロで9~10合目とみられる。日経平均が11月10日の急伸を口火に10日目。十字足の短陽線で引け出来高を伴っているためだ。しかし、後場高値をつけ倍返し1万8640円に挑戦。これを抜けばポジション解消売りが賢明。トランプラリーが「徒花」で終わる公算もある。先駆した金融、証券、保険など該当し、プーチン来日を巡って■■■■■(****)がダークホース。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などサハリンパイプライン国際ソーシアムの日本側主要メンバー。12月15日、日露戦争でロシア軍兵士が眠る山口県長門市の日ロ首脳会談を控え出番待ちだ。米調査会社によると、17日まで8営業日で米ETFに過去最大の5兆1400億円流入。債券から少なくとも1兆6500億円流出したという。100%といわれる12月米利上げを見越し、債券売りの株買いだ。来年2度の利上げも織り込み始めたといわれ、テクニカルな過熱指標だけで引っ込みがつかない。踊り場で高値整理も考えられる。日本の主力企業が下期1ドル100円(上期107円)の基準レートといわれ、米大統領選を境に大幅な採算改善が見込まれるためだ。11月30日OPEC総会、12月2日米雇用統計、4日イタリア国民投票など波乱要因に違いない。和戦両様で臨むところだ。過去20年、円ドルの平均騰落率が年10%前後といわれる中、米大統領選後101円から2週間で112円まで振れ過ぎというが、21日述べたように120円もありうる。円買い先物ポジション解消が見込まれ買いパニック。リーマンショック以来、金融緩和一辺倒だったが、米大統領選後財投緩和一点張り。為替、長期金利、株そろって正反対に動き、取り残された売り方が踏むまで流れを止められない。どこの政府も戦後税金から債務を前提とする国家に変わり、打つ手をなくしたのが現状。ビルダーバーグのグループもヒラリー落選から苦境に陥り、トランプ新大統領に対抗。混乱が続いている模様だ。日本人はカネに執着しないところがいい。NYダウ2万ドルの有無を巡り、意外高まで待つことにする。
24日の日経平均170円高。大引け1万8333円。TOIPX1459(+12)。東証一部の出来高23億6700万株、売買代金2兆6100億円。12月限が1万8370円(+0.98%)の引け。10年債利回り0.030%(+0.005%)。
上海総合が3241(+0.002%)で引けた。マザーズ指数の引け924.11(-0.57%)。物足りない。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)がじり高。目先147円が目安だ。(了凡)