証券ビュー

アンコール伊勢町

経済の力学が決め手 来年1~3月現在と逆の展開 (2011.11.15)

週明け買い戻しが入り後続なし。しらけ返っている。インデックス商いによるもので、ギリシャ、イタリアの新体制を好感。それまでという経過。とりつくシマがない。双方トップ交代程度で事態改善を見込めないためだ。NYダウは9日389ドル安に対し、10日112ドル高、11日259ドル高とほぼ全値戻し。11日はディズニーが6%上げダウ寄与一巡の印象。欧米の白人エリートは、まだ自分たちで問題解決できると考えているフシがある。自民党を倒し目的を実現した民主党を見ればわかる。想定外、ただちに影響ないで引き回し、積年の懸案が何ひとつ解決しない。チュニジアやリビアの体制転覆にもいえることで、新体制に当事者能力がなく、旧体制の既得権を巡り内乱が続いている。欧米は白人エリート1%vs99%の階級社会。1%の既得権を守るため99%と争っているわけで、毎月資金不足のギリシャやイタリアが新体制で生き返ると考えにくい。支配階級が自分たちの仲間を助けるため時間稼ぎ。万一つかまった時もぬけの殻というのがこれまでの手口。中国に無心したEUの担当者がSDR、WHO認定、武器の取り扱いなどで対立。支援を断ったというが、中国のバブル崩壊も否めない事実で、互いにどこまで自力で回すことができるか経済の力学が決め手になる。その点、日本は企業部門が頼り。リーマンショック、震災、原発事故、円高、さらにタイ洪水をかぶりながら復旧、復興、復活を連呼。驚異の声があがっている。3ヵ月ないし半年後、タイ進出企業中心に業績急回復。鬱憤を晴らす時がやってくる。■■■(****)の下値を2440円と述べたが、11日2450円をつけて自律反発。■■■(****)もボトム圏で出番待ち。時の到来が次の手がかりになった。日露戦争みたいに天佑神助の勝ち。ツキが落ちている時じっと我慢。自分たちが有利になるまでひたすら待つ。データは過去のもので理詰めの領域にありながら、相場自体理不尽のきわみ。人間の本能、心理がぶつかり合うわけでいくら計算してもしきれない。今年の日本シリーズでソフトバンクがデータで圧倒し、12、13日中日に連敗したようなもの。15日負けると焦りがピークに達し、これまでのデータもぶち壊し。シーズン、CSでトップに立ってもそれだけの価値にとどまる。来年2月までエアポケット。最後の円高を織り込むところ。それにしても、 ■■■■■(****)が■■(****)の二の舞を演じている。

日経平均は89円高。後場伸び悩み8603円の引け。出来高14億1400万株、売買代金8200億円。薄商いが続いている。気がついたのが■■■(****)、■■■■(****)の国内工場増強。■■■■■(****)の流れをくむもので打診買いの対象。■■■■(****)は海運不況の真っ只中。時期尚早だが、中長期悪目買い。■■■■(****)も同感覚。3ヵ月ないし半年後居どころ一変とみられる。14日、■■■■■(****)元専務のwebサイト立ち上げが話題になった。解任された元社長復帰のもと再建を目指すもので、国益からも上場維持のセンチメント。軽々しく転売してはならない。GDPは7~9月年率6%増。4四半期ぶり1.5%増という。震災の反動といえばそれまでだが、来年1~3月、4~6月跳ね上がるのが楽しみ。欧米や中国の連中を見返してやりたいものだ。資本財、中間財の活況が予想され、現在と逆になりそうだ。(了凡)