証券ビュー

アンコール伊勢町

TPPにはまった日本 来年2月までエアポケット (2011.11.09)

案の定、トヨタの決算発表を境に売り買い一巡。膠着状態が定着した。ギリシャをおとりにイタリアを管理下に置いたIMF。EUすべて彼らのプログラムにはまり、日米も矛先と述べた。日米といえばTPP。WTO、FTAを棚上げした新しいルール。円ドル70円台にもギブアップしない日本企業に対し、米国が法律や政治力で成長市場になったアジアを取り込むため横槍を入れた。前首相が交渉参加を表明しただけに手遅れだが、経済合理性が排除され、ほとんど情報開示なしの一方的なもの。80年代後半から90年代、今も続く日米構造協議の新バージョン。利害が対立した際、一切非公開で米国サイドが決定するしくみという。スポーツで勝てなくなった白人が、非白人にルール変更を伝える経済版。日本は圧倒的に不利とみられる。イルミナティやフリーメーソンが半ば崩壊し、日本の奥の院も神通力を失った今日、来年2月までエアポケットに吸い込まれそうな地合いだ。11日のSQ値は8750円が落としどころといわれるが、9月8732円、10月8799円と煮詰まったまま。来週から来年2月物がリード。3ヵ月間正念場となりそうだ。ちなみに、IMF長官が前世銀総裁。いつの間にか横すべりしている。中川金融大臣を死に追いやったといわれる人物で、IMFの日本担当ともいう。前日述べたイルミナティ―の日本潰し。前政権を窓口に「ネバダ・レポート」通りの日本社会をつくるのが使命といわれ、日本が拒否すると北海道か四国がロスチャイルドやロックフェラーに買収される情報もある。同長官は手ぐすね引いて待っている模様で、TPP同様に前首相がすっかりはめられたという。はめられたといえば、■■■■■(****)のストップ安。過去の損失計上を先送り。粉飾の疑いが出ているもので、以前述べた■■(****)並みの相場。内視鏡の世界シェア7割といわれ、ヘッジファンドの餌食になりそうだ。真相は簡単に明かせないもの。経済犯罪と考えられる。マスコミの報道を当てにしないこと。彼らは乗せられている。

日経平均は111円安。後場中頃から一段安となり8655円の引け。■■■■■(****)の会見が伝えられ腰砕けになった。出来高18億4500万株、売買代金1兆円。粉飾に関与したとみられる■■■■(****)245円。2億株の大商い。一番肝腎なところが狂っている。おかげで枕を並べ軒並み安になった。しかし、■■■(****)370円、■■■■(****)5800円、 ■■■■■(****)1万1200円、■■■(****)2440円、それに■■■■(****)870円が下値の目安。来年2月にかけて買い下がり。捨て身になるとわかるはずだ。■■■■■(****)が105円の安値引け。いやなネタがくすぶっているだけに覚悟するところ。年度末に持ち直す。ケ・セラ・セラというスペイン語。「なるようになる」という意味。1956年に米国映画「知り過ぎていた男」の主題歌になりヒット。世界中で流行した。あしたはあしたの風が吹くとして、なるようにしかならないのも事実。しかし、われわれは今日できることをしっかりせねばならない。震災以前と同じ生活はできない。震災に遭う前「日本は没落の道を歩んでいた」という向きもある。復旧、復興を唱える前にわれわれの生活を変えねばならないという。かりに世界や国内の不条理が相場に出ているとすればよし。前向きに受け止めて吸収すること。IMFに屈してはならない。(了凡)