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10月第2週下振れ注意 百の理屈よりあり余る石油とカネ (2016.10.11)

前週末5日振り反落。JQ平均、マザーズ指数も追随した。日経平均の日中値幅74円。膠着状態のまま引けた。ヘッジファンド主導といわれ、10月第2週「下振れ注意」という。経験則によるもので、米主要3指数が先行。懸案の長期金利上昇が気になるところだ。渦中のドイツ銀や米大統領選、ポンド・金先物急落などしどろもどろ。10、11月総悲観の裏目が出て面白いと述べた。受け売りだが、百の理屈より「世界に石油やカネがあり余っている」のが現状。資本主義の終焉を唱える連中がバカに見えるという。日本も増税を棚上げし、金利を取り上げた政府・日銀がなけなしの景気対策を打って国民をなだめる経緯で情けない。本気でテコ入れするなら減税。それらしい金利をつければよい。てき面に回復する。それがFRBやECB、日銀など中央銀行がカネを刷りまくり不如意になりかけた。FRBが利上げを巡る詐欺の常習犯。日銀はいつまでたっても支離滅裂。まともな総裁が数えるほどしか出ていない。このまま資本主義が延命すると、経済合理性が失われ市場に跳ね返ること請け合い。その前兆が9月9日のNYダウ394ドル安。米大統領選(11月8日)まで持ちこたえても、12月のFOMC(13~14日)でつかまるとも述べた。この間、ノーベル賞と癌学会が焦点。「オートファジー」(自食作用)で大隅教授(71)が世界に認められ、■■■■■■■(****)が出直るのも時間の問題。5日533円で引け170万株出来たのが最大の手掛かり。LC3、リン酸化p62に強く、がんの診断や治療にも道筋がついた。■■■■■(****)もがん関連に首ったけという。一方、6~8日の日本癌学会学術総会。多彩なプログラムに目を奪われたが、中村教授(64)のT細胞による「爆発的な破壊力を持つ」新免疫療法がお目当て。■■■(****)が300円で引け余韻を残した。出来高297万株。9月23日初動で4398万株こなし、10月7日まで1億2790万株(発行済み1億4700万株)の商い。新旧手替わりした模様だ。T細胞による新療法とAIを活用したシステム開発、さらに癌学会を通じて週明けIRも予想される。6日ロイターによると、日銀総裁がG20 財務相・中銀総裁会議(ワシントン)でイールトカーブ・コントロールをはじめ金融の新枠組みを各国に説明。「金融政策に限界なし」と述べた。20年来交流のあるサマーズ米元財務長官(61)に持ち上げられ上機嫌。一説に、世界の金利が上がっても日本は上がらない仕組みという。10月第2週、思わぬ波乱も予想され引き締めて進みたい。日銀の思うようにいかないことは事実で、常に市場が正しいとも限らない。適応あるのみだ。

7日の日経平均39円安。大引け1万6860円。TOPIX1350(-3)。東証一部の出来高15億1200万株、売買代金1兆6500億円。12月限が1万6890円(-0.05%)の引け。10年債利回り-0.065%変わらず。マザーズ指数の引け951.89(-0.97%)。微妙なところにきた。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)■■■■■■(****)■■■■■■(****)■■■■■■(****)■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。6日述べた■■■■(****)■■■■■■(****)■■■■■(****)も確りしている。■■■■■(****)は狙い目。12月15日、プーチン来日が手掛かり。連結子会社コベルコのパイプラインに思惑がある。(了凡)