理想買いで上値試す 買いたい弱気と売りたい強気の戦闘 (2016.09.08)
NY休場明け反落。日経平均一時178円安。日銀のETF買いを思惑に下げ渋った。売買代金2兆円超が手掛かり。9日メジャーSQ、来週明け新規ポジションの呼び水。週末大商いが予想される。7日ロイターによると、米系ファンドのドル売りや同ロングの投げで1ドル101円台前半の円高。ドル高を狙った投機筋の失敗という。中国の上海総合も5日G20 が終わり下振れ懸念。政府系ファンドが徐々に株を手放している様子。5本のファンド元本3兆1000億円のうち1兆円売却。保有比率平均43%(2016年6月末)という。前日、欧州の「ストックス600」を例に大手金融株の上げで4ヵ月振り高値更新をお伝えしたばかり。米国、中国も手詰まりだ。7月29日の日銀政策決定会合から1ヵ月余り。「総括的な検証」を細大漏らさず図りかねてもったいない。10年債利回りが上放れ、鎌首をもたげたまま。9日からカウントダウンが始まる。7日付日経「十字路」で中前忠説が的確なので引用する。金融市場の方向を決定するのが実体経済。経済が成長を取り戻し物価が上昇すると金利も上がる。不況になり物価が低迷すると、一般的な金利水準が低位安定しても、信用力の低い社債から利回りが上昇する。中略。米国が生産性を上げるため投資、中国も過剰投資から消費へ構造調整を迫られたが、実際には金融・財政を極限に使った需要喚起で投資と消費を刺激し続けている。これでは世界経済の成長を望めずデフレが続く。債務問題がもたらす信用リスク、先行き不安からくる長期金利の上昇が中央銀行の思惑を超え顕在化するという。6日ロイターで中国政府が大手国有企業のデフォルトを認めるか否か判断できず、債券市場の大幅な上昇を伝えていた。日本でも市場が日銀を見放す事態になりかねず、21日の検証発表を待たず理想買いで上値を試す場面。6日ウォール街で大型M&Aが相次ぎ明らかになり、このうちGEの3Dプリンター企業2社買収計1400億円が話題になった。例えば、航空機エンジンの部品のノズルをつくるのに重量25%減、耐久性を5倍に高めたという。GEは日本のメーカーに関心を持っているといわれ、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)など関係分。21日まで時間稼ぎとみられ、直近8連騰のJQ平均とマザーズ指数も動意しきり。一度買わないと収まらない。買いたい弱気と売りたい強気の戦闘が始まる。
7日の日経平均69円安。大引け1万7012円。TOPIX1349(-3)。東証一部の出来高19億1500万株、売買代金2兆1200億円。9月限が1万6990円(-0.53%)の引け。10年債利回り-0.060%(-0.035%)。上海総合が3091(+0.04%)で引けた。マザーズ指数の引け956.93(+1.85%)。7月高値1059.52を抜いてくる。値上がり率ランキングによると、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■(****)、■■■■■■(****)に声がかかる。■■■■■(****)、■■■■■(****)も生き返る。■■■(****)の1Q最高の模様。取材でわかった。(了凡)