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4年後金メダル倍増 リオ五輪後別人になった気分 (2016.08.23)

週明けまちまち。日経平均十字足。依然、膠着状態だ。出来高、売買代金の落ち込みによるもので、リオ五輪明け円安、原油弱含みが初動。9月にかけて小高いもち合いを示唆している。20日付産経によると、1~3面日銀総裁インタビュー一色。サプライズの修正を伝えながら9月21日の総括に向けて追加緩和、マイナス金利引き下げに意欲。ヘリマネと一線を画し物価目標2%に変更なしという。17日述べたように、根本的見直しでなく現状維持を正当化するニュアンス。メガバンクが売り一巡後戻した。ロイターの8月企業調査によると、緩和拡大に懸念する企業が62%を占める一方、政府の経済対策に伴う効果も「少しはある」が63%。過半数期待していないことがわかる。このため、26日FRB議長講演(ジャクソンホール)、9月4~5日G20(中国・杭州)、10月イタリアの国民投票などにらむ展開。疑心暗鬼が続きそうだ。むしろ、リオ五輪で過去最多41のメダル(金12)を獲得した日本に、4年後ピーク更新を見越してGDP、開催国など相関係数の好転が耳目を集めている。これまで5大会、金メダルとGDPの相関係数0.82。計算すると、金1個に必要なGDP33兆円。開催国になれば8個増えるという。日本の2016年GDP見通し506兆円で弾くと金15個になり、開催国8個を加え計23個。リオから倍増が見込まれ、銀や銅メダルも追随する公算が大きい。旧東京大会から56年振り。もう一皮むけると確信した。受け売りだが、五輪開催と景気拡大との関係を「五輪効果」として論文にまとめた米国のアンドリュー・ローズとマーク・スピーゲルによるもの。1950年から2006年まで開催と同時に実施した関税や為替の規制緩和で貿易が約30%伸びたという。日本もこれからAIやロボット、IoTにTPPなど労働生産性と規制緩和によりGDPが増加すると面白い。人口減に歯止めがかかり、税収増、1人当たり収入増が円高と株高を促し4年後金メダル倍増も夢でない。22日、リオ五輪後別人になった気分。日本人が今後4年、自分にふさわしい可能性を見出し努力するのと同じだ。ボルトが抜け、男子400メートルリレーで世界一になるチャンスが一例。市場も1964年日本共同証券設立、65年日本証券保有組合発足、66年国債上場を実現して乗り切った旧大会当時の教訓が生きてくる。自分に与えられたポジションを全うすること。あと1ヵ月、9月21日から流れが一変する見通しだ。

22日の日経平均52円高。大引け1万6598円。TOPIX1303(+8)。東証一部の出来高14億株、売買代金1兆6200億円。9月限が1万6570円(+0.30%)の引け。10年債利回り-0.070%(+0.020%)。上海総合が3084(-0.75%)で引けた。マザーズ指数の引け902.70(-1.18%)。出番待ちだ。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■(****)が公募を発表し急落。10月に買い場がやってくる。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。■■■(****)の220円台よし。(了凡)