9月まで危機を封印 女性デフレに強く男性鳴かず飛ばず (2016.08.02)
週明け安寄り。日経平均一時250円安。先物主導で切り返した。1ドル101円台に入った海外の円高が主因。寄りあと一服しメガバンク中心に戻した。前週末海外のファンドに「これだけか」といわれた日銀の追加緩和を受けたもの。2日政府の経済対策発表を控え、指数採用銘柄も持ち直した。依然としてボックス圏。「日本版ヘリマネ」が伝えられ、次回9月21日の日銀政策決定会合まで「総括的な検証」が幕間つなぎ。膠着状態に陥った。事実、日銀は1年80兆円金融機関に押し込み、銀行は日銀の当座預金に300兆円以上積み上げたまま。2月にマイナス金利を導入しても40兆円(適用分3.4兆円)増加。貸し出しの増加6600億円にとどまるという。3月末企業の利益剰余金が320兆円あり合計残高700兆円目前。さらに毎年100兆円増加する見込みだが、不測の事態に備え動こうとしない。流動性の罠にはまった。共存共栄どころか共倒れが懸念される事態になっている。そこで、「日本版ヘリマネ」の登場。金融政策が限界に達し、財政出動を加味した政府と日銀の連携を強調。海外で日本のヘリマネや永久債発行に期待を寄せるファンドが多いという。7月25日述べたように、英国のEU離脱、南シナ海仲裁判決、トルコのクーデター未遂など棚上げ。当面、危機を封印。リオ五輪(8~21日)後、杭州G20(9月4~5日)にかけて再燃。11月の米大統領選を目玉に「トランプショック」を仕掛けるという。4日トヨタ(7203)の4~6月期決算発表を峠に手詰まりが予想され、7月■■■(****)に向かった市場エネルギーがマザーズに戻る見通し。■■■■■■■■(****)の決算発表が10日の予定。出直る公算もある。■■■(****)は7月29日に発表し営業赤字7億8300万円。治験に追われている。特許381件のもと企業向け導出が反転の決め手だ。今後、AIによってルーティーン化(あらかじめ決められた段取りや流れ)された雇用が消滅。時給2ドル未満の雇用に限ると83%オートメーション化される試算もある。前回述べたロボットやIoTなど強力なデフレ要因。インターネットとグローバル化がもたらした。デフレに女性が強いのも事実でインフレや戦争に強い男性泣かず飛ばず。英国メイ首相(59)、小池都知事(64)に続き「ヒラリー米大統領」(68)も有力。ミャンマーのスー・チー国家顧問(71)が典型。国境を越え女性の台頭が目立つ。男性が後押しする時代になった。都知事の場合、4年で3回目の選挙。これで収まらないと開府400年の見納めだ。
8月1日の日経平均66円高。大引け1万6635円。TOPIX1321変わらず。東証一部の出来高24億株、売買代金2兆4800億円。9月限が1万6590円(-0.12%)の引け。10年債利回り-0.145%(+0.035%)。上海総合が2953(-0.87%)で引けた。マザーズ指数の引け939.26(+2.05%)。7月29日に流れが変わった。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)を集めている筋がある。マザーズ指数先物の出直りを見越し、■■■■(****)に注目。臨場感がうかがえる。(了凡)