週末蝶が寄ってくる 五輪後ロクなことなく反動多い (2016.07.21)
7日振り小反落。日経平均一時169円安。引け下げ渋った。建設や食品、情報・通信、不動産など内需関連が確り。高安まちまちだ。信託銀が7月第1週まで10週連続買い越しという。NYダウ6日連続最高値更新が追い風。米主要企業の4~6月期決算が予想以上で、利食い売りに急落した■■■(****)に代わり、「ポケモンGO」の日本配信を伝えられた■■■■■■■■(****)が急騰。前場売られ後場持ち直すケースがしばしば。前日まで日経平均6連騰で1612円戻したが、25日から29日にかけて6月24日1286円安の倍返し。1万7675円なしに収まらない。4月1万7251円、5月高値1万7613円を抜いた水準。自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円にくみするもので利食い・見切り千人力。半分鍋に入れると次の備えができる。19日、米共和党大会で不動産王トランプ氏(70)が大統領候補に正式指名され波乱含み。11月の大統領選に向けて1、2度「英国離脱」並みの風が吹くとみられる。8~12日の共同世論調査で民主党のヒラリー氏(68)と40%の支持率で並んだ。どちらも不適格といわれ、都知事選とスケールが違う。フォーリン・アフェアーズによると、格差が拡大し多くの人が経済停滞の余波にさらされる中、米国の民主主義がついに問題解決のため是正に動き出したという。米国有権者の多くが政治に裏切られ、無視され、取り残されていると感じている。よって、トランプ氏が当選すると現行の自由貿易や共同防衛から後退しリスクオフ。一時的であれ、世界的な株安が予想される。12日、仲裁判決で中国の主権を全面否定した南シナ海に対し、フィリピン国防相が米中に割って入り自制を確認と述べた。19日、米大統領がトルコの粛清5万人報道に自制を要請したのと同様の趣旨。ロシアも西側の経済制裁と反ドーピング問題で切れかかっており、8月5日リオ五輪開催を前にIOCが問題先送り。11日、バーナンキ前FRB議長来日が株高の核心とみられる。18日、■■■■■(****)の英アームHD買収とつながるもので、ネオコンを中心とする米支配層の資金集めが主因の模様。これまで五輪後ロクなことがなく、反動に見舞われることが多いためだ。リスクオフになると、金をはじめスイスフラン、円が買われる程度。■■■■■■(****)も黙っていない。25日勢い余って爆発。29日過剰反応解消と述べた。週末、蝶が寄ってくるのを願うばかりだ。
20日の日経平均41円安。大引け1万6681円。TOPIX1330変わらず。東証一部の出来高18億6400万株、売買代金2兆7100億円、9月限が1万6650円(-0.42%)の引け。10年債利回り-0.240%(-0.005%)。上海総合が3027(-0.29%)で引けた。マザーズ指数の引け934.58(-0.75%)。小動きにとどまった。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■■■■(****)が好押し目。861円買いから本格化。3Dプリンターと航空機部品、IoTなど中長期妙味十分だ。■■■(****)よし。筆頭株主が怒り心頭。戦闘モードに入った。(了凡)