証券ビュー

アンコール伊勢町

25日勢い余って爆発も 最悪のシナリオ織り込みアク抜け (2016.07.15)

戻り売りをこなし4連騰。日経平均一時167円高。包み陽線で引けた。商いを伴い押し目なし。8日から■■■(****)がスマホ「ポケモンGO」のヒットを手掛かりに断トツの人気。ノンストップでリードしている。このため、大引けで6月24日の高値1万6389円をとらえ週末、来週明け人気化。25日を目安に戻り高値を更新しそうだ。NYダウの最高値更新に追随するとみられ、1ドル105円になびく円安が追い風。ウォール街から「年末NYダウ2万ドル」が届いた。年内利上げなしといわれ急ぐ必要ないが、企業収益やドル高にひきかえ株高との兼ね合いが悩ましい。それより、6月24日から7月8日にかけて英国EU離脱をきっかけに最悪のシナリオを織り込みアク抜けしたのが現状。まる半年弱気が根を下ろしたのも事実で、世界中底叩きの買い戻しが市場エネルギーの核心。8日の2番底1万5106円をもとに1万7991円(黄金分割)が上値の目安と述べた。買い戻しに拍車がかかると中間反騰1万8425円も視野に入る。それも、来週明け26~27日FOMC、28~29日の日銀政策決定会合にかけてクライマックス。10週後(8月下旬)、10ヵ月後(4月下旬)に跳ね返る見通し。4~6月予想以上の円高で企業業績悪化を織り込み7~9月一服。目下、最大の関心事が11日来日したバーナンキ前FRB議長。ヘリコプターマネーの世界権威で、日本が史上初のモデルといわれ、来週から追加緩和の思惑でもちきり。25日勢い余って爆発しそうだ。異次元緩和にネガティブ金利及ばず、現状維持にとどまる日銀にとって「起死回生」の手掛かり。同議長が2002年封印しただけに市場も嗅ぎ回っている。取り越し苦労に終わっても相場の反動が避けられないためだ。リーマンショックから8年、中央銀行バブルで問題先送り。株高で時間を稼ぎながら流動性の罠に陥り、ヘリコプターマネーが取り沙汰されるようになった。日本の場合、財投や年金納付10年、返済不要の奨学金など走り。米国の実験台になりかけている。12日、南シナ海の仲裁判決に動揺した中国も岐路。仲裁人が中国のしつこい工作を暴露し、明快な理由で主権を否定したことから、通商や軍、政治など信頼が大きく傷ついた。6月24日、7月12日の次に29日が問題。間違った判断をすると後の祭り。その点、陛下が表明された生前退位よし。皇太子不在が泣きどころだ。

14日の日経平均154円高。大引け1万6385円。TOPIX1311(+10)。東証一部の出来高20億5300万株、売買代金2兆4900億円。9月限が1万6400円(+1.05%)の引け。10年債利回り-0.265%(+0.020%)。上海総合が3054(-0.22%)で引けた。マザーズ指数の引け987.15(-0.54%)。何ら心配ない。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。新元号を先取りして印刷関連が買われたほか、ヘリコプターマネー関連でメガバンク、証券、保険など来週から本格化。■■■(****)にもオファーがあるはずだ。(了凡)