7月が復活の決め手 英国のEU離脱織り込み買い戻し (2016.06.16)
寄り前、外資系120万株買い越しが伝えられ反発。日経平均一時138円高。後場伸び悩んだ。売り持ち高解消、買い戻しによるもの。一方、JQ平均、マザーズ指数後場も堅調。個人の買いが入っている。15日底入れの公算が大きい。寄り付き外資系の売り2510万株(前日1140万株)に対し、買い2630万株(同1460万株)でピンときた。NYダウ4日連続安、日経平均5日振り反発を踏まえ、23日英国のEU離脱懸念を織り込んだ。フランクフルト14日ロイターによると、ECBは英国がEU離脱を決定した場合、英中銀と連携し金融市場へ流動性支援を打ち出す構え。投票日の翌24日早朝、離脱優勢なら支援発表の可能性がある。潤沢な流動性を確保するため必要なあらゆる手段を講じる方針。英中銀と通貨スワップ開設検討中という。これで収まる。15日、政治資金流用疑惑で辞職願いを出した都知事の引責もプラス。21日辞職が決まり後任候補、都知事選が焦点。3代立て続けで任期途中に辞任した経緯と参院選、リオ五輪(大会旗引き継ぎ)との兼ね合いもある。同日、10年債利回りが-0.185%となり最低を更新。国債に資金が集中した。日銀が批判を承知で金融緩和を模索しており、国債買い入れ増や0.1%程度追加利下げなど視野。6月15~16日の政策決定会合が現状維持でも、7月26~27日FOMC声明を受け28~29日踏み切る旨仮説を立てた。思惑の域を出ないが、7月に円安株高再燃。日経平均の中間反騰1万8425円、マザーズ指数青天井を検証する。このため、16日から再び■■■(****)と■■■■■■(****)買い増し。1ドル112~13円を目安に一連のイベントを正面から受けとめる。■■■■(****)の預かり資産100兆円、■■■■(****)50兆円という。反転に向けて動き出した模様。伸るか反るか年央ヤマ場を迎える。確実に増えているのがタンス預金。現在40兆円といわれGDPの約8%。日銀がマイナス金利に踏み切った2月から金属製耐火金庫が爆発的な売れ行きだ。3月1万8919台(前年比85.6%増)と最高。直近4年で2番目の高い伸び。生産が5933台(48.5%増)で注文に追いつかない。東京近郊で五輪が盛り上がりに欠け、日本経済によくなるイメージがないという声。長い目で見ると、口座管理手数料まで取られそうという。直接金融の証券がんじがらめ。これほど叩くと国内に資金が回らない。2月安値の期日を8月に控え、7月が復活の決め手になりそうだ。
15日の日経平均60円高。大引け1万5919円。TOPIX1277(+5)。東証一部の出来高19億3800万株、売買代金1兆9200億円。9月限が1万5900円(+0.76%)の引け。10年債利回り-0.195%(-0.025%)。上海総合が2887(+1.58%)で引けた。マザーズ指数の引け1033.22(+3.33%)。場味が好転した。値上がり率ランキングによると、関係分で■■(****)と■■■■■■■■■(****)を見つけた程度。改めて■■■■■(****)と■■■■(****)。■■■■■■(****)と■■■■■■■(****)を検討した。■■■■■(****)然り。7月19日マザーズ指数先物上場に■■■■■■■■■(****)あり。13~14日暴落のさなか、東洋経済オンラインで英国「残留・離脱」どちらでも世界同時株高。需給良好の日本株が底割れを回避できるか。面白い記事を見つけた。同慶の至りである。(了凡)