森から木に切り替え 年央に踊り場迎え次世代の宝探し (2016.06.13)
前週末弱もち合い。日経平均一時172円安。大半見送られた。メジャーSQ 値1万6639円。算出に伴う売買代金8600億円という。10年債利回りが-0.155% と過去最低を更新。債券相場が堅調でも金融、証券、保険など逆風。リスクオフやむなしだ。マクロで世界の資金が利上げ後退と伝えられる米国債にシフト。利回り低下により米銀の収益悪化も伝えられる。欧州と日本のマイナス金利が主因。■■■■■■■■■(****)の資格返上に追随する動きが出ると悪影響。日銀は金利面で効果を強調するが、マイナス金利拡大が追加緩和の根拠となりいたちごっこ。幅拡大で円高になりかねない。日本は預金が銀行総資産の約7割。いち早くゼロ金利に踏み切り、引き下げ余地も小さいためだ。内需がGDPの6割(輸出1割5分)を占め成熟化。消費増税再延期で反転余地なしとみられる。伊勢志摩サミット後、6月1日通常国会閉幕時に第2次補正5~10兆円規模を打診していた市場にとって肩透かし。7月10日の参院選後、9月召集見込みの臨時国会で審議される見通し。実現しても痛み止め。乗数効果が一段と落ち込み、潜在成長率0.3%といわれる現在、やっても一過性。財投残高が増えるだけだ。ゆえに、森から木を見る方法に切り替えた。7月19日マザーズ指数先物上場を見越し、6日ETFのマザーズ・コア投信(1563)を紹介。市場の体温、血圧、脈拍など高鳴りを感じた。主力中心に種玉の仕込みが先行するのも事実で、■■■(****)をしんがり(殿)に果報待ち。6月から上昇運で7月も鳴かず飛ばずと考えにくい。提携先の■■■■■■(****)や■■■■■(****)。■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■(****)など水準訂正が見込まれる。年央に踊り場を迎え、日本全体より次世代ベンチャー企業を巡る宝探しに焦点。原油や為替、金利にも左右されないマザーズ指数先物上場を吟味することにした。一方、■■■■■■(****)をはじめ■■■■■(****)、■■■■(****)も隠れたリスト。これまで原油が一本調子に3分の1戻し。半値戻し66ドルまで戻すにしても、2番底が予想されるだけに夏場悩ましい。中国の上海総合が昨年6月をピークに1年。5月に人民元、債券、株のトリプル安。株の場合2度乱高下があり、大規模な空売りが急増した経緯から小回り3ヵ月。7月要注意という。日経平均の中間反騰も7月26~27日のFOMCが目安。ヒラリーを後押しするネオコンの利上げ狙い。112~3円の円安なしに収まらない。
10日の日経平均67円安。大引け1万6601円。TOPIX1330(-6)。東証一部の出来高22億株、売買代金2兆4500億円。日経平均先物1万6530円(-0.36%)の引け。10年債利回り-0.150%(-0.020%)。上海総合が2927(-0.30%)で引けた。マザーズ先物の引け1165.55(+0.21%)。7月がヤマ場に違いない。値上がり率ランキングによると、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)が半年の三角もち合い終盤。CNF(セルロースナノファイバー)の将来性を巡り上放れそうだ。鋼材の5分の1の軽さで5倍以上の強さ。■■■■(****)、■■■■(****)も有力だ。(了凡)