週明け初動が見もの 増税棚上げ同日選嗅ぎつけた印象 (2016.05.30)
前週末高い。日経平均一時129円高。売買代金今年最低という。サミット後を見越したもので、JQ平均横ばい、マザーズ指数小反発。消費増税棚上げ、同日選を嗅ぎつけた印象。6月1日、通常国会の会期末が注目される。サミットに先立つ日米首脳会談で沖縄女性遺棄事件にはらはらしたが、その後G7首脳会議で世界経済下振れ懸念・政策協調を取りつけ安倍首相ペース。週明け一段高が予想される。受け売りだが、11月の米国大統領選で誰が当選しても来年イタリアのサミットで波乱がつきもの。伊勢志摩のような協調を望めないためだ。1973年の石油ショックを受け75年ランブイエ(仏)から40年余り。若林栄四説による黄金分割の日柄と符合し、7~9月か10~12月にも逆回転が見込まれる。次のサミットに備える上で、参院の半数改選に衆院解散をかませ、国民の覚悟を促す狙いがある。米国大統領がトランプ、ヒラリー、サンダースであれ様変わり。グローバル化の反動を受けて自国優先主義に弾みがつき、来年から協調どころか物別れ。カヤの外に置かれたロシア、中国、北朝鮮など自己中心主義に陥りそうだ。6月1日、増税見送りと同日選が決まれば短期筋が一斉に買い戻し。7月の投開票にかけて中間反騰1万8425円挑戦。マザーズ指数先物上場と相まって意外な高値も考えられる。しばしば理外の理と述べた通り、セル イン メイ(5月に売れ)が裏目に出そうだ。中国は米国の現職大統領広島訪問に神経をとがらせ、9月4日G20(杭州)開催の前日、抗日勝利71周年にちなみ習主席が米大統領ほか各国首脳を杭州から車で2時間の「南京大虐殺記念館」に招待するという。5月中旬、サミット準備に追われていた霞が関中国担当者のパソコンに外部から5種類の強力なウイルスが侵入。警報が鳴ったという。これから半年後、米国大統領選で時代が一変する。もう後に戻れない。当たっても外れても6月1日から引き締めてかかりたい。2日OPEC総会、3日米雇用統計発表など23日英国の国民投票まで気が抜けない。3~7日「第52回米国臨床腫瘍学会」(シカゴ)、7月28~30日「第14回日本臨床腫瘍学会」もこの一環。■■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■■■(****)など第2の■■■■■■■■(****)を巡る動きも活発。中間反騰とマザーズ指数青天井も符丁になった。どちらも売り方がつくる相場。総踏みになれば総投げも道理。週明け初動が見ものだ。大回り3年と小回り3ヵ月が共振する。
27日の日経平均62円高。大引け1万6834円。TOPIX1349(+7)。東証一部の出来高18億株、売買代金1兆6500億円。6月限が1万6820円(+0.18%)の引け。10年債利回り-0.120%(-0.005%)。上海総合が2821(-0.05%)で引けた。マザーズ指数の引け1091.46(+0.31%)。値上がり率ランキング上位によると、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。27日、■■■(****)が46ページにのぼる会社説明会(26日アナリスト向け)の配布資料を配信。やはり、免疫療法で圧倒している。■■■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■(****)も出番待ちだ。(了凡)