証券ビュー

アンコール伊勢町

サミット後初動よし 年内首相が真珠湾で献花する仮説 (2016.05.31)

週明け続伸。日経平均高値引け。サミット後初動よし。東証一部の出来高、売買代金が今年最低という。JQ平均高値引け、マザーズ指数続伸然り。英米休場、先物主導に違いないが、入念だった伊勢志摩サミットと米国現職大統領広島訪問成功によるもの。国内で懸案の増税棚上げ、同日選模索につながった。1ドル111円台の円安が支援材料。6月米利上げが伝えられ、一部でドル高のわなといわれる。半値戻し112円が目安と述べた。■■(****)■■■■(****)、■■■■(****)など足かせに主力不在の戻り。この上、見送りといわれる同日選が抜き打ちで決まれば意外な高値。中間反騰1万8425円挑戦も考えられる。売り方の買い戻しによるもので、総踏みなら追って総投げも道理。目下、サミットやアジア・アフリカ7ヵ国拡大会合が終わり小康状態。収まらないのが中国やロシア、韓国などG20グル―プ。30日触れたように、中国が杭州G20(9月4日)の前日「南京大虐殺記念館」に各国首脳を案内するという。早々、7~9月険悪な雰囲気。6月1日国会の会期末から2日OPEC総会、3日米雇用統計発表などめまぐるしい。中下旬、FOMCや日銀政策決定会合、英国の国民投票など先物主導でポジション混乱。理外の理がつきものだ。6月3~7日「第52回米国臨床腫瘍学会」(シカゴ)、7月28~30日「第14回日本臨床腫瘍学会」もこの範ちゅう。■■■■(****)をはじめ一連のバイオ関連が人気化。7月マザーズ指数先物上場を手掛かりにもう一皮むけそうだ。■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)にも出番がやってくる。受け売りだが、今回のサミットで面白かったのが英国「エコノミスト」誌のアジア・コラム。第2次大戦で日本が降伏した直後、米軍兵士たちが神聖な伊勢神宮に近づいたことがあった。ジープが檜造りの宇治橋に差しかかった時、止めようとした守衛がピストルで脅かされた。中略。昨年12月、日韓が慰安婦問題で合意し米国現職大統領の広島訪問を可能にした。安倍首相は年内に真珠湾を訪問するかもしれない。後略。米国は首相を助けることで意図せず近隣国、日本自身も恐れている方向に追いやる手助けをしているというもの。伊勢神宮と広島を巡る今回のサミットよし。首相が年内真珠湾で献花する仮説をたてた。市場も検証せずにいられない。当面、6月にかけて中間反騰が見込まれる。

30日の日経平均233円高。1万7068円高値引け。TOPIX1366(+16)。東証一部の出来高15億9700万株、売買代金1兆5600億円。6月限が1万7080円(+1.55%)の引け。10年債利回り-0.115%(+0.005%)。上海総合が2822(+0.05%)で引けた。マザーズ指数1132.49(+3.76%)の引け。上値を試す場面とみられる。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。5月27日の米大統領広島スピーチ。ガーディアン紙によると、側近中の側近ベン・ローズ大統領副補佐官(38)が起草し、関係省庁がチェックしたあげく、さらに彼が推敲し大統領に手渡したという。半年足らずで米大統領選。様相が一変しそうだ。6月に利上げすると、ドル独歩高で金融引き締め。世界中ぎくしゃくしてくる。(了凡)