日銀ワンツーパンチ 日経平均、マザーズ指数高値更新 (2016.04.27)
続落で始まり全面安。後場下げ渋った。日経平均一時239円安。マザーズ指数3日連続安。先駆したバイオ関連中心にフルイがかかった。GWを控えポジション調整とみられる。26~27日FOMC、27~28日の日銀政策決定会合を通じて「宴の終幕」をちらつかせる日経。28日正午過ぎ、日銀総裁の声明が伝えられる見込み。■■■(****)が15日から商いを伴って上放れ。丁度10日目だけに本物かどうかわかる。22日「追加緩和」をスクープしたブルームバーグの「次の手」に対し、マイナス金利に猛反発した銀行との関係改善が第一。銀行が貸し出す増加額の倍までマイナス金利にして後押しする説が有力。日銀から金利をもらう以上、尻込みしている中小企業向け貸し出しに弾みがつくという。25日述べたように、直近IMM通貨先物が投機筋の対ドル円買い越し過去最高。追加緩和で大量の円売りを迫る狙いもある。何もしないと円高株安になるため、22日流れたうわさと28日の声明でワンツーパンチ。日経平均、マザーズ指数の戻り高値更新も考えられる。2月から半値戻し、中間反騰が目安で異論なし。そもそも金融政策が時間稼ぎにとどまり、問題解決にならないことも周知の事実。日経平均が前週5連騰で1300円上昇し、今週2日220円押したのに過ぎない。マザーズ指数も21日1230を高値に3日で僅か91ポイント安。9年3ヵ月振り青天井相場。黄金分割で計算すると1750、2160も目安と述べた。首相は14~16日の熊本地震で初動を誤り、24日衆院北海道補選で辛勝。持ち直した矢先、ロシア訪問を踏まえ5月26~27日伊勢志摩サミット。財政出動が見込まれる。異次元緩和による時間稼ぎが限界となり、イノベーションや規制緩和も出番。昨年11月貿易収支が黒字転換し、今後拡大が見込まれる折りで前向きに進むところ。10~12月、来年1~3月になるとピンチのあとチャンスあり。リスクオフのまま世間を渡れない。オンにして加減することだ。いい悪いを別にして、首相が集団的自衛権を閣議決定してから中国の領海侵犯が後退した。米国は、中国が発展すると民主化にシフトすると見ていた。しかし、毛沢東の文化大革命に近いのが現状。王岐山が反旗を翻し、米国政府に習近平の汚職情報を握られたという。それに、4月3日明らかになったパナマ文書。現在もデータ解明が進み、新たな事実が続々明るみに出る見通し。米国は不明で日本も「調査しない」(菅官房長官)というがモラルの問題。数年で世界の闇があからさまになる見込み。■■■■■■(****)がパートナー。一緒にいるとよくわかる。
26日の日経平均86円安。大引け1万7353円。TOPIX1391(-10)。東証一部の出来高22億2000万株、売買代金2兆円。6月限が50円安で寄り150円安の17300円引け。10年債利回り-0.105%(-0.030%)。上海総合が2964(+0.61%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)など比較的多い。■■■■(****)が上方修正を発表。3期連続ピーク更新という。■■■(****)買い増し。■■■■■■■(****)買い下がり。5月の学会待ちだ。(了凡)