黒田総裁二つに一つ 4~6月総踏みか総投げか勝負 (2016.03.28)
前週末じり高。閑散に売りなし。外資系イースター休日を控え、日経平均の半値戻しと中間反騰を持ち越した。113円台の円安と28日権利つき最終日が手掛かり。買い戻しや先高感によるものでドル高を好感している。前週、NYダウが6週振りに反落し2番天井と述べた。4月のFOMC再利上げ説、産油国の緊急会合(ドーハ)で増産凍結期待を織り込み、週明けにも反動が予想されるためだ。しかし、上海総合が前週末2979(+0.62%)で引け底堅い。23日都内で会見したアジア開発銀行(ADB)の中尾総裁によると、「中国は財政・金融もまだ選択肢がありハードランディングにならない」という。一方、昨年9月に対ドル最安値を付けたブラジルのレアル。その後下げ渋り、通貨防衛を打ち出したレビィ財務相退任や格下げ、ルセフ大統領弾劾までいって底入れ。持ち直した模様だ。日本の場合、2月16日からネガティブ金利導入1ヵ月で不発。一部効果が伝えられるものの批判続出。1~3月GDP下振れが年度末政策期待に跳ね返り4~6月上げ賛成。5月伊勢志摩サミット、7月「衆参同日選」に向けて景気テコ入れに総動員の構えだ。3月第2週先物・現物1兆2990億円売り越した外資も10週連続とあって4~6月買い越しの観測。様子が変わってきた。日銀が25日発表した2015年10~12月期資金循環統計によると、昨年末現在で家計の金融資産残高1741兆円、企業のそれも1117兆円と史上最高。さらに、売り叩く理由が見当たらない。このため、年度をまたぎ半値戻し1万7367円、中間反騰1万7700円を目安に利食い・見切り千人力。4~6月ぶつかり7~9月ころぶと述べた。以前つかんだ日銀の黒田総裁評によると、一度決めたら玉がなくなるまで降りない強気の勝負師。福岡藩(天領)の領内大牟田の出身で黒田官兵衛(如水)のルーツ。そのものズバリでザックバラン。総踏みに追い込むか、総投げに見舞われるか二つに一つという。自分が相場を張るならいいが、国や国民を巻き込む仕手戦。4~6月降りないと7~9月ツケが回ってくる。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)のほか、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)の権利つきを奨めた。伊勢志摩サミット(5月26~27日)にかけて材料出尽くし。待機資金をつくり、国際商品の4年周期説にチャンネルを切り替える場面。■■■(****)は別人の魅力。美空ひばりの「人生一路」が好きな中村祐輔教授(63)そのもの。泣くな迷うな苦しみ抜いて 人は望みを果たすのさ。やがて人生を代弁する株になるはずだ。
25日の日経平均110円高。大引け1万7002円。TOPIX1366(+11)。東証一部の出来高18億1200万株、売買代金1兆7700億円。6月限が110円高で寄り150円高の1万6870円引け。10年債利回り-0.095%変わらず。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)程度。5月増配を見込んだ■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)黙して語らず。■■■(****)にまとまった売りが出た。これらを含め、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など5月にかけて楽しみだ。(了凡)