金先物の反転気掛かり 株や債券から貴金属に資金流れる (2016.03.11)
主力に買い戻しが入り反発。日経平均一時245円高。後場も高値圏でもみ合った。売買代金今年最低。模様眺めが多い。前日の原油反発、欧米株高に中国のCPI(2月)が前年比2.3%上昇と伝えられ円安株高。10日ECB理事会に「ドラギマジック」、年度末にかけて政府日銀に政策期待もうかがえる。材料出尽くしだが、来週明け日銀政策決定会合と15~16日FOMCを控えポジション調整。米再利上げ、ネガティブ金利の有無を巡るもので、日経平均の半値戻し1万7367円が目安に変わりない。残り515円に迫った。今年に限って利食い・見切り千人力にこだわり、4~6月ないし7~9月の待機資金。国際商品の4年サイクルを手掛かりに■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)。年度末の配当取りに■■■■■(****)、■■■■■(****)を送り込んだ。2月12日まで割安だったが、戻しただけに円高や中国リスク、マイナス金利の浸透など新年度重し。勘案すると割高。ちまたでもタンス預金シフト。金融機関から現金が動き始めた。原油先物が先行指標と考えられ、黄金分割で計算すると42ドルがターニングポイント。抜いてくると本格的な戻りに入る。そこで、金やプラチナなど反転が気掛かり。前日述べたNYダウ6000ドル説、円ドル65円、金先物2700ドル説のきっかけに相当する。若林栄四説によると、金先物が今年6月上振れする一方、原油先物は来年後半20ドルに下振れ。申酉(さるとり)騒ぐわけだ。戌(いぬ)笑い、亥(いのしし)固まる上でも年度末、4~6月、7~9月の仕込みが不可欠。金融政策が限界に達し、株や債券から金やプラチナなど貴金属に資金が流れるのも道理。50~100年振り質屋の復活が見込まれる。1960年代を境に無担保・無保証人の消費者金融(サラ金)が台頭。過払い金返済で行き詰まり相次ぎ破綻。再び庶民金融の一角として話題を集めそうだ。4095円を戻り高値に半値以下になった■■■■(****)にきくとわかる。受け売りだが、サマーズの長期停滞論によると、先進国は貯蓄性向が増大し投資性向が低下する不均衡に苦しんでいる。結果、過剰貯蓄が需要を抑え、成長・インフレ率低下をもたらした。貯蓄と投資の不均衡が実質金利を抑え込み、日本型停滞が長期間続くという。当局の間違った処方も問題。成長がすべてでない。豊かで安定した社会を見直せという声もある。
10日の日経平均210円高。大引け1万6852円。TOPIX1352(+19)。東証一部の出来高19億8300万株、売買代金2兆円と今年最低。3月限が130円高で寄り220円高の1万6850円引け。10年債利回り-0.020%変わらず。上海総合が2804(-2.02%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■(****)が逆三尊による底固め。滅法強い出直りになる。昨年11月高値409円カイから今年の相場。倍返し以上のものだ。■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)強気。■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)然り。年度末にかかってきた。(了凡)