カウントダウン2週間 FRB議長の声明後ひっくり返る (2016.03.02)
名実とも3月相場入り。売り一巡後下げ渋り、買い戻しが入り持ち直した。前日中国の預金準備率引き下げと米国株安を受けたもので、早朝わずか1分で対ドル50銭の円高が響いた。年金が日本株を買っている程度という。1月の家計調査によると、2人以上の世帯消費支出28万0973円にとどまり、物価変動を除き前年同月比実質3.1%減少。東日本大震災直後2011年3月の29万1900円を下回り5ヵ月連続前年割れだ。中国製造業のPMIも2月48.0(1月48.4)と伝えられ12カ月連続50割れ。日本の主要上場企業にしても、7~9月期2.4%経常増益、10~12月期5.0%経常減益。年明け急激な円高で1~3月期、来期減益幅拡大も考えられる。G20(上海)で各国の通貨安政策に牽制が入った矢先、中国が経済指標の悪化を理由に追加緩和に踏み切った戸惑いもある。米国が2月に通貨介入した国を制裁する法案を通し協調困難になった。現在、金や原油先物をはじめ国際商品が小康を保っているのは、4日米雇用統計発表を踏まえ15~16日のFOMCでFRB再利上げを促す本尊筋のお膳立てという。1989年以降、ブッシュとクリントン一家を引き回したネオコン。当時、戦争屋といわれた連中らしい。スーパーチューズデーで時代遅れのヒラリーをアピール。自分たちの本望をさらけ出した。対抗といわれるトランプも、酔っ払いがくだを巻いて面白がっているといわれ史上最低の大統領予備選。どちらが当選しても行き詰まる。実体経済のほか、金融・軍事面も膨大な債務超過でとっくに詰んでいるためだ。昨年12月FRB0.25%利上げ、今年1月日銀がネガティブ金利を発表。同2月G20で事実上引き締めに入り、年度末にかけて官製相場と述べた。16日米再利上げを仮説にカウントダウン2週間。昨年12月18日の上ヒゲに対し半値戻し1万7367円に挑戦。FRB議長の声明後、局面がひっくり返る見込み。年度末乗り越えても4~6月つかまりそうで、天中殺にかかる7~9月正念場。10~12月起死回生の見通し。この間、一貫して■■■(****)。1月3回、2月も4回IRがあり、特にTOPKとMELK阻害剤の論文公表が有力な手掛かり。次々治験が進み導出先やきもき。国内大手より外資系が相場を吊り上げそうだ。3月上昇運で目を離せない。■■■■■(****)も年に一度のヤマ場。2月安値149円でネガティブ金利を織り込み、半値戻し201円が上値の目安。配当にこだわらず利食い千人力だ。一面、鉄火場の雰囲気に包まれている。
3月1日の日経平均58円高。大引け1万6085円。TOPIX1300(+2)。東証一部の出来高22億2400万株、売買代金2兆1400億円。3月限が90円高で寄り170円高の1万6100円引け。10年債利回り-0.070%(-0.005%)。上海総合が2733(+1.68%)で引けた。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■(****)が254円引け。下方修正により急落した。しかし、IoTの本命で半値を目安に買い下がり。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)強気。■■■■■(****)、■■■■■(****)も戻す。3月見ごたえ十分だ。 (了凡)