証券ビュー

アンコール伊勢町

週末か来週明け転機 FRBもネガティブ金利を導入 (2016.02.12)

買い一巡後反落。再び全面安になった。日経平均一時655円安。引け戻した。外資の売りに個人、機関投資家が追随し追証、裁定解消売りも目立つ。日経平均が1月のほか2014年10月安値を更新し、アベノミクス相場の半値押し1万4809円も視野に入った。早ければ週末、来週明けリバウンドが見込まれる。受け売りだが、配当利回りと長期金利の差が極端に開いているためだ。週足でTOPIXと10年債利回りの差が2.04%(2月5日現在)に拡大し、リーマンショック直後の1.94%(09年3月6日)を上回ったのが手掛かり。■■■■(****)の650円台、■■■■(****)220円台、■■■■■■(****)500円割れ。さらに、■■■■■■(****)の130円台など射程圏に入った。日経平均が年明け17.8%下げ半値戻し。3月にかけて1万7650円を目安にリバウンドが見込まれる。探ってみると、この下げ日銀のネガティブ金利より欧州のドイツ銀行安が主因。日銀が1月29日何もしないと1ドル105円レベルの円高になったという。むしろ、10~11日FRB議長の議会証言、12日SQなど反転待ち。1日で1000円戻すことも考えられる。よく世界経済が詰んだ。リーマンショック以上。債務膨張の反動がくるというが、通貨戦争終盤に登場したネガティブ金利。2014年6月欧州が先行し、今年1月日銀が続き、3月にFRBも踏み切る見通し。1月22日、スイスのダボス会議で固まった模様。最悪のシナリオといわれながら、本尊たちが市場の破綻を恐れ、米国のリセッションを見越して導入するもの。日銀はFRBの日本支店。道理でBIS(国際決済銀行)の決定に逆らえない。この上、FRBもネガティブ金利を導入するとどうなるのか。日本と同じことが起きるといい切れない。正義や経済合理性と一線を画し自分たちの延命を優先するわけだ。限界がやってくる。それが2018年メガトン級危機かもしれないが、日本の場合、15年の経常黒字16兆6000億円。16年さらに改善が見込まれ、最高(07年25兆円)更新も視野に入った。原油をはじめ鉄鉱石、非鉄、ナフサなど原材料の急激かつ大幅な値下がりによるもの。過去40年、円と連動して高騰した反動。よくしのぎ持ちこたえた。相次ぐ格下げにもかかわらず日本国債がネガティブ金利でも買われる理由。日本株と利回り乖離が開き過ぎ、流れが変わるのも時間の問題。2~3月乗り切ると面白くなりそうだ。

10日の日経平均372円安。大引け1万5713円。TOPIX1264(-39)。東証一部の出来高38億4900万株、売買代金3兆5300億円。3月限が80円高で寄り390円安の1万5670円引け。10年債利回り0.005%(+0.035%)。転機が近い。値上がり率ランキング上位によると■■■■■(****)が値を保った程度。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)打診買い。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。■■■■(****)が比較的確り。売り一巡から急反発が見込まれる。■■■■■■■(****)■、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)強気。■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)買い下がり。■■■■■(****)が楽しみだ。(了凡)