邪気払い福呼ぶ2月 水は油が大嫌い夢でない日本復活 (2016.02.08)
前週末続落。一時、日経平均417円安。日銀がネガティブ(マイナス)金利を表明した29日の1万6767円を下回った。4日連続安でしのびない。国債の場合、すでに8年債までネガティブ。10年債目前という。
市場でも1月まで先物売りが現物をゆうに2割しのいでいたが、2月に入り逆転した。現物売りがTOPIXと日経平均先物を2割近く圧倒。3日述べたマイナス金利間違い。4日、日銀より健全な市場も妥当とみられる。引け後、■■■(****)が3Qを発表。通期純利益ピーク更新の模様。■■■■(****)4.76%安、■■■■■(****)4.72%安と一線を画した。バルチック海運指数を見ていると体力勝負。昨年8月から半年で4分の1、中でも鉄鉱石スポット同9割以上下落という。需給ギャップ6%にしても、今年の需要1.7%減に対し供給2.6%増でやり切れない。4日反発した鉛のように商品ファンドの買い戻しがせいぜい。日本の場合、政策期待が裏目に出た。2月3日(節分)が旧暦の大晦日。新年を迎える上で1年の厄を落とすのが豆まき。邪気を払い福を呼び込むもので、平安時代から1200年いわくつき。4日(立春)、5日続落とあって米雇用統計発表、中国の春節(8~12日上海休場)。さらに、11~12日FRB議長議会証言、15日プレジデンツ・デー(NY休場)まで焦点が定まらない。高値から20%前後といわれる調整、50%以上といわれる暴落と区別がつかず、撤退が賢明という。しかし、手を引くと何もわからなくなる。政府や日銀の誤りをただすのが市場。日経平均が年明け6日連続安。2月も4日連続安となり2番底を試すと述べた。この先、昨年8月24日につけた1ドル116.15円が目安。切ると一段安になるが、変動乖離が10%以上になり自律反発。売り方の買い戻しが入り半値戻しが見込まれる。このため、1月22日941円高のように一息つける。世界中資源安デフレとなり、どこの中央銀行も金融政策で対抗しているが勝ち目なし。バレル31.72ドルを円換算すると1ℓ19.6円。エビアンや日本の名水などはるかに高い。水は油が大嫌い。いい水が出るところに一滴の油も見られないという。日本に生まれてよかったという日がやってくる。今から18ヵ月たつと1ℓ19.6円の原油が実体経済に浸透。日本の体質が一変する。黄金分割で計算すると18ドルまで読めた。電力、ガス、ナフサに鉄、非鉄、食品、医薬品、化粧品など価格競争力様変わり。高品質だけに日本復活も夢でない。■■■■(****)の成功を祈りたい。
5日の日経平均225円安。大引け1万6819円。TOPIX1368(-19)。東証一部の出来高33億8900万株、売買代金2兆8900億円。3月限が60円安で寄り70円安の1万6770円引け。10年債利回り0.020%(-0.035%)。上海総合2763(-0.63%)の引け。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)。■■■■(****)など関係分。■■■(****)、■■■■■(****)リバウンド待ち。■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)然り。■■■■■(****)の下値172円が目安。名古屋の■■■■■(****)がユニークだ。(了凡)