証券ビュー

アンコール伊勢町

協調見込み自律反発 心配でよく眠れない様子のソロス (2016.01.26)

週明け続伸。広範囲に戻した。前週末NYダウ210ドル高、原油先物32ドル台回復など好感したもの。地球規模で記録的な寒波が到来し弾みがついた。一時、日経平均250円高。26~27日FOMC、29~30日の日銀政策決定会合にかけて協調が予想され、自律反発とみられる。半値戻し1万7943円が目安。逆張りと述べた。昨年末手詰まりのヘッジファンドが年初来仕掛け売り。22日から買い戻しているのに過ぎない。21日のロイターによると、ソロス(85)が「2008年に似てきた」とか、「中国のハードランディング不可避」、さらに「乗り切ることは可能」などとアナウンス。自らS&Pヤリ、米長期国債カイのポジションという。一代で推定2兆円の資産を築いたといわれ心配でよく眠れない様子。相手が米利上げ、原油安、中国のバブル崩壊だけに大き過ぎる。日経が23日伝えたように、4兆ドルと4兆元カンフルを打った副作用。米国の緩和マネーと中国の大規模な財政資金が資源バブルに拍車をかけ昨年夏に限界。原油をはじめ国際商品の急落につながった。以来、米利上げと欧州や日本の追加緩和が綱引き。何ら解決にならず消耗戦が続いている。日本の場合、25日発表された貿易収支の好転が明るい材料。原油値下がりによるもので、赤字が2014年12兆8161億円を底に15年2兆8322億円まで改善。今後国内と海外で「連結ベース」の黒字が増加する見通し。12月1402億円黒字にしても原油の単価43.5ドル。現在30ドル前後で20ドル、10ドル台も考えられ、20日述べたように年間10兆円減税定着に相当するタナボタの材料。日本が決めたわけではなく、40年以上続いた資源バブルの反動。人工といわれた二つの大震災、原発事故をしのぎ地獄を見ただけに筋金入り。2015年3月期、■■■(****)の連結最高益更新が復活の第一歩になった。以前述べたが、風水によると東西二つの大震災で日本が覚醒のポジションを与えられたという。あと自分たちが世界の変化にどう適応するか。追加緩和で2016年に持ち越したヘアピンカーブ、極限値(収束)がちゃぶ台返しになって現れた。1~3月、4~6月になると日本のポジションよし。■■■(****)が一例。豪州のほか米国でも「167」(MELK阻害剤)の第Ⅰ/Ⅱ相治験が始まる。昨年11月、米国立がん研究所がTOPK阻害剤を化合物評価プログラムに採択して相場も若返った。■■■■■(****)はアク抜け。25日の下方修正によるもので、2月12日の決算発表で反転が見込まれる。
25日の日経平均152円高。大引け1万7110円。TOPIX1392(+18)。東証一部の出来高22億9100万株、売買代金2兆4100億円。3月限が230円高で寄り310円高の1万7180円引け。10年債利回り0.225%(-0.005%)。上海総合が2938(+0.75%)で引けた。値上がり率上位ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)にセリア(2782・JQ)程度。ともに大台替えが見込まれる。シンポ(5903・JQ) 、■■■■■(****)よし。来週10~12月期決算発表が楽しみだ。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)も発表待ち。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、医学生物(4557・JQ) 、■■■■■(****)、■■■■(****)など強気。しかし、半値戻しが目安だ。(了凡)