証券ビュー

紫玉庵

ここで問題   10月13日   紫玉庵 (2011.10.12)

ウォール街を占拠せよ

国家と通貨そして金塊の正体

 

アメリカで

「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に

デモが繰り広げられています。

「911」直後の「インサイド・ジョブ(自作自演)」の叫びは、

一部の人間のものでしたが、

今回、全米各地に広がっています。

資本主義は、通貨の発行権を持つものと、

国家権力、あらたな生産財を

生み出せるものが主導します。

人間の「価値」、社会の「富」を、

何に置くかによって、

全て基準が変わります。

通貨を、他人が生みだした労働の成果を

略奪する手段と考えていれば、

国家権力と組んで、何でも入手できます。

通貨は、

人間が頭で生み出した、道具でしかないのですが、

社会的な価値、財産として機能させるのは、

国家になります。

今は、グローバル経済です。

各国の通貨発行量も、

貿易、国家間の金融決済も、

すべて、協議の中で決まります。

通貨の起源は、3000年前のアッシリア時代の

債務証書であったのですが、

現代では、18世紀から発生した大量の金塊が元です。

一体どれほどの量があるのか。

それが、実物としてアカウントされているのか。

金本位制は、通貨が、

金の裏づけをもっていた時代の制度ですが、

1971年の8月15日に終わっています。

以後は、実に何の裏づけもありません。

人類の代表者たちの合議によって、

存在しているに過ぎないものです。

ここで問題。

国家に関係なく、

莫大な金塊をもつ、一族が地球にいて、

しかも、代表者が、

ある国と、その国の国民の統合の象徴であるとき、

その金塊は、どのような扱いを受けるか。

その国は、史上最大の軍事国家に、

国家間対立での危険に対し、

安全が保障されている。

「象徴さん」は、その国にあって、

法律上は人間ではなく、

一族が管理する財産も

また、国家の保有物でもない。

無国籍の金属の塊で、

それが、世界各国の通貨の元になっている。

「天皇の金塊」は、

「国家」や「法律つくり」の枠外に、

ある存在です。

この金塊をもとに、

発行される通貨も、

「法律つくり」の枠外に、

ある存在です。

こころある人間達が、

公開で、話すときが来ています。

正体がはっきりして初めて、

「カネがないと、なにもできない」

と考えている人間を、

その「カネの洗脳」を

解くことができるのでしょう。

大切なのは、自ら考え、生み出すこと。

そして、繋がること。

現実化のために行動すること。

そのとき、カネは、

エネルギーと指標でしかなくなります。

今は、これまで、発行されたマネーが

抱えている、「エネルギーの質」を調整しながら、

この金塊資金をどう使うか、

という段階なのでしょう。

70億人の人口を減らしたがる「うぬぼれやの悪い人間」は、

今、反省を迫られていますが、

個々人がどうあったら、

まともな、社会を形成できるのか。

国家の枠にこだわり、

神様にすがろうとする人間ばかりでは、

混乱が、まだまだ続きます。