証券ビュー

アンコール伊勢町

下ヒゲ探り来週転機 巻き戻し一色7、8日正念場に (2016.01.07)

発会から3日下振れ。一時、日経平均310円安。週末SQ、米雇用統計発表を控え下げ渋った。昨年12月ECB追加緩和、OPEC物別れ、米利上げ。さらに、日銀緩和補完策の限界を持ち越したもの。サウジとイラン国交断絶、上海CSI300指数急落、6日北朝鮮の「水爆実験」が伝えられるなど円高株安。巻き戻し一色になった。昨年12月18日、日経平均の上ヒゲ515円高に対する反動と考えられ、3連休明け12日を目安に下ヒゲを探る場面。5日、東証の空売り比率41.5%。来週転機を迎えそうだ。年初5日高いと1月高い。1月高いと通年高いといわれ7、8日正念場。1949年東証再開以来、丙申(ひのえ・さる)の騰落率プラス10.4%(十二支で7番目)。夏季五輪と米大統領選、日本の参院選がつきもの。「申酉騒ぐ」は利害対立によるもので、10年と12年のほか最小公倍数の60年たまったガス抜き。買い戻しが本格化すると予想以上の踏みが入る。このため、昨年暮れにシンポ(5903JQ、年明け■■■■■(****)を送り出し水先案内を買って出た。1月、未(ひつじ)辛抱の延長上。2月の節分から申が騒ぎ出す見込み。気になるのが2016~19年国際商品の反転。FRBは3月15~16日FOMCで追加利上げに踏み切るといわれ、欧米のジャンク債や新興国の資源安に深刻な影響が出る。中国やロシアの通貨安に跳ね返るのも自明。ネオコンをはじめ本尊筋の圧力が強いためという。どの国も政府債務が極限に達し、金融・財政ともに手詰まり。持ちこたえられないところが出てくる。日本も当然影響を受けるが、昨年から原油安を主因に交易条件が改善し乗り越えられる見通し。今年抜きに来年、再来年あり得ない。■■■■(****)が使った紙を新しい紙にするタイムマシン「ペーパーラブ」を開発。「今までの延長上にない新しい価値に世の中が飢えている」(碓井社長)という。AIやIoTがそうで、■■■■(****)が開発した炭素系の新素材「グラフェン」の価格を半分にする技術も出色。ノーベル賞の受賞テーマだけに特筆ものだ。直近4年陽線を引いた日経平均。8000円から2万円まで円安株高を演じインデックスのネタが尽きた。当分、中小型の材料株がリード。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)の仕込みなしに次の相場を語れない。昨年11月SDR入りした人民元が終始火種になりそうだ。

6日の日経平均182円安。大引け1万8191円。TOPIX1488(-15)。東証一部の出来高20億7600万株、売買代金2兆4300億円。3月限が10円高で寄り180円安の1万8180円引け。10年債利回り0.250%(-0.005%)。上海総合が3361(+2.25%)で引けた。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)程度。■■■■■■(****)も値を保った。セリア(2782JQが反落。5590円で引けた。しかし、昨年12月13%増収(前年4.8%増収)、既存店5.1%増収(同3.5%減収)と健闘。見直される公算が大きい。■■■■■(****)■■■(****)動意含み。■■■■■(****)出番待ち。新しい材料があるという。水産・農林、食品、医薬品の3業種が善戦している。(了凡)