日経平均の上値重い 一皮むけブーム到来の焼肉業界 (2015.12.25)
天皇誕生日明け続落。後場一段安になった。25日年内受け渡し最終を控え換金売り。円高に振れて大半見送られ冬至そのものだ。
12月3日ECB追加緩和、16日FRB0.25%利上げ、18日の日銀緩和補完策に対し市場の見方まちまち。金融政策の限界をただすもので、ドラギ総裁の「何でもやる」から矛先が鈍った。どんなに緩和しても景気やインフレの決め手にならず、むしろ副作用が予想されるためだ。米利上げが本尊の意向といわれ、これ以上ドル高を伴う利上げが困難とみられる。日銀も今回の決定会合前に様子が変だったという。通貨マフィアか官邸の圧力か。米利上げ後、株高円安に振れ出鼻をくじかれた。このため、次善の策で補完にとどめた模様。よって、次回バズーカ砲にこだわると市場が承知しない。米利上げを2000年8月の日銀ゼロ金利解除、01年3月ゼロ金利に戻し量的緩和に踏み切った当時と同様に受け止めている。戻り一巡からNYダウ1万6000ドルあたりが下値の目安。先物で原油30ドル・金1000ドル割れ。調整1月に持ち越しと述べた。本音に近い。2016~19年国際商品反転もそうで、アノマリー(理外の理)が見込まれ、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など高値から半値を目安に買い下がり。ドル頭打ちで円高に跳ね返ると主力の調整が予想され、当分日経平均の上値が重くなる。そこで、取材してみつけたシンポ(5903・JQ)を紹介する。9月25日付け企業レポートで明らかなようにピーク更新視野。一皮むけブーム到来の最中にある。直近3期記録的な回復。1Q19.8%増収、73.3%営業増益で飛び出し2Qも予想以上。上方修正が見込まれる。11月30日560円の高値をつけ1割押し。収まりそうもない。日本フードサービス協会が11月25日発表した外食産業市場動向調査(10月度)によると、焼肉がファミリー層の客数増により114.8%増と好調。全体の105%を大幅に上回った。同社は前期4Qから大車輪の高い伸び。社運によると、来年運気が急上昇。パニックに陥る恐れもあるという。お年玉になりそうだ。何より、来週企業レポートでお伝えする木曽路(8160)のじゃんじゃん亭(焼肉9店舗)が絶好調。2Q累計39.6%増収で折り返し、下期から来期目一杯出店に踏み切る見込み。年末年始需要期入りで拍車がかかりそうだ。
24日の日経平均97円安。大引け1万8789円。TOPIX1523(-9)。東証一部の出来高19億8700万株、売買代金1兆9300億円。3月限が190円高で寄り60円安の1万8870円引け。10年債利回り0.280%(+0.010%)。上海総合3612(-0.65%)の引け。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)強気。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■■■■■(****)が底値圏に入った。930円が下値の目安だ。(了凡)