抜き差しならない 12月 16日まで市場が何もかも先取り (2015.12.04)
続落で始まり一進一退。引け持ち直した。前日の米国株安に連れ安。金・原油先物安が影を落としている。16日予想される米利上げのリハーサル。仕上げに近い。長過ぎた先送りといわれ、煮ても焼いても食えないところがミソ。様々な憶測が飛び交っている。3日から洗いざらい経済関連データを集め、15~16日FOMCにかけて分析し結論を出す場面。同日述べたように、原油安が株安に及ぶと利上げところでない。2日の講演でFRB議長も過去の利上げサイクルと大きく異なる可能性に言及。予防線を張った。雇用や失業率が景気の遅行指標で、企業利益や米ドルなど先行指標と企業負債問題を勘案した上、今後の景気に注意が必要との見解を紹介したばかり。抜き差しならない12月を迎えた。アベノミクス以来4回目。日経平均が過去3回すべて12月に高値をつけているのも事実。FRBの利上げで利益を得る本尊がウォール街で手ぐすね引いていると聞いてやり切れない。このため、裏をかく相場。裏の裏も考えられる。思い込みを棚上げし、16日まで市場の反応を見ながら次の手を打つことにした。余計なことだが、台湾の総統が近く南沙諸島を視察するという。1946年12月12日に同諸島の太平島を接収した経緯から同日が有力。2012年8月、任期切れを前に竹島上陸で物議をかもした韓国大統領同様のパフォーマンス。目くらましが多い。それより、今後ロボットや人工知能の普及で人間の仕事が自動化され、消えてなくなる職業が急増。10~20年後米国労働省のデータに基く702職種のうち約47%にのぼるという。オックスフォード大の調べによるもので、銀行の融資担当や不動産ブローカー、給与・福利厚生担当など大半用なし。ロボットがすべて人間の機能を手に入れるのにあと50年といわれるが、ロボットが職場に溢れ、仕事を奪われた人間が失業の憂き目さらされる。IoT(Internet of Things=アイオーティ)の要として■■■(****)を紹介した。後日ちゃぶ台返しで声を掛ける。10年後、スーパーコンピュータがスマホに入るといわれる時代。市場が何もかも先取りするため、砂かぶりにいると面白い。3日入手した情報で海外主要メディアが「アベノミクスは終わった」と宣言し、国際金融資本は「人民元が主要通貨になっても中国を見捨てる」と述べたジャーナリストが印象に残った。16日以降、回りまわって日本が見直される時がくる。原油先物が40ドルを割ったように、金先物も1000ドル大台割れから息を吹き返す。■■■■■■(****)が吠えるはずだ。
3日の日経平均1円高。大引け1万9939円。TOPIX1602 変わらず。東証一部の出来高18億6300万株、売買代金2兆1100億円。12月限が50円安で寄り10円安の1万9940円引け。10年債利回り0.315%(-0.005%)。上海総合3584(+1.35%)の引け。値上がり率ランキングによると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。■■■(****)が350円引け。18日(金)研究開発説明会がある。今後167、964、A101 など導出が相次ぐ見通しだ。■■■■■(****)は第2波が予想される。(了凡)