株と金・原油先物対極 12月4日OPEC総会控え踊り場 (2015.11.20)
前日NYダウ247ドル高を好感して高い。先物主導で一時日経平均309円高。TOPIXが3ヵ月振り1600を回復した。余熱が続いている。18日わかった10月のFOMC 議事録要旨。12月米利上げが固まり市場も追認。
金融株中心に買い戻しが目立つという。一方、NY原油先物が一時39.91ドルと3ヵ月振りの安値をつけ逆相関。これで米国主要3指数の高値と金・原油先物の安値が対極にあることがはっきりした。日経平均が半値戻し1万8923円を抜き、次に黄金分割で2万0130円が目安と述べた。OPEC総会を12月4日に控え、再び原油先物が安値を更新すると減産合意も考えられる。イランが核合意で経済制裁を解かれ増産を織り込んだだけに踊り場。引けになると売り物が出てくる。パリ同時多発テロが13日の金曜日。現場に実行犯と見せかけたシリアのパスポートが残っており、やらせの雰囲気そのもの。ISの司令官がサダム・フセインの生き残りやイスラエルのモサド、CIAなど胡散臭い。受け売りだが、欧米が石油利権を巡り自分たちの都合でイスラエルをつくった反動。テロを批判するだけで何も解決しない。フランスは超大国でなく、イスラムも実体を伴う国でない分別がついた。オランド大統領がテロに対し、米ロに呼びかけた「グローバルな連合」がいかにも軽い。格差の大きな国で、原発大国でもあり狙われた印象が強い。インデックスよりバリューと述べた。政策投資銀行がMRJの初飛行成功を手掛かりに航空機関連メーカー10社に100億円の長期融資を決めた。今後10年スパンで航空機産業様変わり。ポスト自動車のインフラ構築が名古屋で始まる。ソニー元社長出井伸之氏(77)が語る人工知能もヒント。日本のパラダイムシフト10年後(2025年)を仮説にCPU(中央演算装置)の処理能力が100倍になり、スマホがスーパーコンピューター並みの能力を持つという。人工知能のアプリとして全ての機器がネットに接続されIoTのプラットホームができる見込み。■■■(****)の復活が楽しみだ。さらに、米国立がん研究所が認めたTOPK阻害剤のプログラム採用が伝えられ、■■■(****)がS高。11日引け間際に強いアタリがきたと述べた通り。364円カイ2166万株を残した。目先倍返し450円。黄金分割で730円、900円さえ射程圏に入った。昨年も11月に226円から736円まで3.2倍に化けている。
19日の日経平均210円高。大引け1万9859円。TOPIX1600(+13)。東証一部の出来高20億7700万株、売買代金2兆4200億円。12月限が190円高で寄り引けも同じ1万9880円引け。十字足になった。10年債利回り0.295%変わらず。上海総合の引け3617(+1.36%)。値上がり率ランキングによると、■■■(****)のほか医学生物(4557・JQ)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、セリア(2782・JQ)、■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。3連休明け金・原油先物の安値更新が見込まれ、急反発に備えるところ。■■■■■■(****)をマークしている。インデックス戻り売り、バリュー買い下がりだ。年末、年始ヘアピンカーブの連続。ハンドルを切るだけで精一杯。金・原油先物の底入れとリバウンドが見ものだ。(了凡)