下馬評しのぐ郵政上場 9〜13日MRJが初飛行に挑戦 (2015.11.09)
前週末高い。週明け肩透かしのあと日経平均3連騰。引け一段高になった。4日、郵政グループ上場成功が主因。5日続伸し6日反落したが、首相と日銀総裁の前向きな発言が伝えられ、官製相場で乗り切った。売り出し価格が割安のため、下馬評をしのぐ人気振り。証券のほか銀行も動員され、2006年4月郵政民営化法施行から足かけ10年でモノになった。郵便事業が赤字の上、■■■■■■(****)の総資産200兆円のうち半分国債。残りが外債、外国株に日本株投資。■■■■■(****)も資産の大半有価証券。金利上昇が泣きどころだ。改めて12月に米利上げが伝えられる一方、来年日本の金利も上がるといわれ波乱含み。■■■(****)や■■(****)、■■■■■(****)各社の上場と勝手が違う。今後世界もデフレに振れると考えられ、戦争やインフレに明け暮れた20世紀と一線を画し、預貯金から証券にシフトするきっかけになりそうだ。人気の反動も予想され、ちゃぶ台返しに投げを拾うと高利回り請け合いだ。日本が少子高齢化で世界をリード。お金に働いてもらって資金を回す時代。ゼロ金利が定着しなおさらだ。バブル崩壊から25年、21世紀になって15年目に■■■(****)以来のフィーバー。回転が利いた分、前途に光明を見出した。これまで5度延期され、9〜13日初飛行に挑戦するMRJが次のターゲット。すでに9割以上準備が完了し最終調整。離陸寸前の時速200キロ超に到達。新機構のエンジンGTF(ギアド・ターボファン)を採用し、従来機に比べ騒音75%減。燃費も20%改善した。いい顔してるし、エンジンの音が静かで楽しみだ。仮説だが、13日初飛行に成功すると受注増が見込まれ、■■■■(****)のほか■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)然り。来年から本格的に採り上げる■■■■■■■■■(****)も水準訂正。ゼロ戦以来、航空機関連産業にフロンティアが生まれる。いつまでも雇用統計やGDP、PMIなどにこだわっている場合でない。部品延べ300万点、60兆円といわれる市場を3Dでつくる時代がやってくる。日本のモノづくりが一段とレベルアップ。日経平均最高値更新の原動力になる。
6日の日経平均149円高。大引け1万9265円。TOPIX1563(+8)。東証一部の出来高20億3600万株、売買代金2兆4200億円。12月限が60円高で寄り120円高の1万9260円引け。10年債利回り0.315%(+0.005%)。上海総合が3590(+1.91%)で引けた。値上がり率ランキングを見ると、4日「有為の奥山」で奥山さんの明かした■■■■■■(****)が堂々2位。関係分で■■■■■(****)、■■■(****)など地道でよし。■■■(****)、■■■■(****)に■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)などこれからだ。■■■■■(****)や■■■■■■■(****)のほか、■■■(****)、医学生物(4557・JQ)、■■■■(****)などバイオ関連もスケールが大きい。■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など低位も一目置くところ。予想されるちゃぶ台返しに備えニュートラルに戻した。10、11月こなすと来年十分戦える。(了凡)