郵政上場成功し光明 手詰まりで大半戻り売りが賢明 (2015.11.06)
予想以上に堅調。後場も賑わった。前日の郵政グループ上場成功が主因。売買回数22万といわれ大フィーバー。日計りで回転が利いたせいか、主力のほか中小型株も人気化。
引けあと■■■(****)の4〜9月期連結純利益が最高とわかり胸をなで下ろした。通期でもピーク更新の見通し。■■■■■(****)が一番人気。黄金分割で3560円の指値が3840円でさばけ、4120円を高値に3890円の引け。上出来だ。■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。前途に光明を見出した。前日、NYダウが反落。FRB議長の議会証言で12月利上げの可能性が改めて伝えられドル全面高。121円台の円安に振れたのも手掛かり。米利上げと日銀の追加緩和を持ち越し戻りを試す場面になった。率直なところ、手詰まり。欧米、中ロ挙げて現政権を維持するため、外部に紛争を必要とする状態に入ったという。7日、中台トップ会談が1949年の分断以来初。政策に行き詰まった現実を物語っている。華人国家シンガポールで開かれ、習近平主席の国交25周年を記念した正式訪問と聞いて驚いた。1992年のコンセンサス(互いに一つの中国を掲げ内容が異なることを認める合意)確認が目的といわれるが定かではない。ドイツを苦しめるシリア難民が仕組まれたもので、ECBが12月に追加緩和を示唆したのはドイツ国債の供給が必要なためという。一方、米国はドイツの財政出動による欧州景気拡大を促す上でVW叩き。中国を一大拠点に世界一の生産台数にこだわる同社の排ガス不正ソフトを暴いた。少なくとも4兆円のコスト負担が見込まれ、中国と同様自動車不況に追い込んだ。10月19〜23日の_習主席訪英もおかしい。分不相応なもてなしで迎えられ、腹に一物ある証拠という。1919年、昭和天皇が皇太子当時の訪英と同じ。延べ5兆円の商談が空手形といわれ、ロンドンで人民元建て起債を認めたのが手切れ金の模様。日本の場合、日英同盟のせいで中国以上の歓迎を受けたものの、1921年同盟廃止が決まり23年失効。次第に関係が冷えていった。米国、英国も中国が事実上無心にきたことを知り興ざめしたという。10月29日述べたように、若林栄四氏が黄金分割で日柄を計算すると、米国と中国の大底2021〜23年。2016〜17年にかけて米利上げをきっかけにダウ1万ドル安のトレンドが予想される。2000年から03年、日本のゼロ金利解除を口火に日経平均1万7000円が7000円になったのと似ている。日本が世界の例外になるかどうか踏ん張りどころだ。
5日の日経平均189円高。大引け1万9116円。TOPIX1555(+14)。東証一部の出来高24億5300万株、売買代金3兆円。郵政グループ3社で2割を超えた。12月限が140円高で寄り240円高の1万9140円引け。10年債利回り0.315%(+0.005%)。上海総合3522(+1.83%)の引け。値上がり率ランキングを見ると、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など関係分。■■■(****)、■■■■(****)につぎ■■■(****)、■■■■(****)が楽しみ。■■■■■■(****)もそうだ。大半、戻り売りが賢明である。(了凡)