現実の中にある真理 郵政上場が成功し売りたい強気 (2015.11.05)
急反発で始まり引け伸び悩んだ。一時、日経平均468円高。米株高に原油高を好感し、郵政グループ上場成功に伴う買い戻しとみられる。後場中頃から息切れ。日経平均、TOPIXともに安値引け。騰落レシオ125.75%(2日122.74%)、4日イエレンFRB議長の議会証言、6日米雇用統計発表など加味したもので物足りない。郵政3社の売買代金が全体の2割を占め、市場エネルギーが偏った面もある。3社のうち、■■■■■(****)がS高。3430円で引けカイ気配。売り出し価格2200円をもとに黄金分割で上値を計算すると3560円。指値で売れるようなら第2ラウンドを期待できる。3社とも民営化により2006年の設立。せめて10年足固め。ドイツポストDHLや米UPSを前例にグローバルプレーヤーが将来の夢。内部固めが不十分で豪州のトール買収程度にとどまっている。JPタワー名古屋(地上175m39F)のように、全国レベルで一等地再開発が今後の課題。このため、年度末を視野に突っ込み買い。予想されるちゃぶ台返しで拾うと高利回りに化ける。10年スパンで苦楽をともにすると御利益がある。郵政グループ上場が成功し少し明るくなった。中国の経済が金融緩和、財政出動、人民元切り下げなど二進も三進もいかず機能不全。1人っ子政策を2人まで認めたところで何の効き目もない。全国の出生率1.18(2012年)で日本の1.39を下回るという。それを新5ヵ年計画で最低6.5%成長が必要と公表。日中韓のほか中台首脳会談(7日)を持ちかける一方、南沙諸島領有を巡り米国とも対立。消耗戦に拍車がかかっている。日本の場合、原油をはじめ資源安の影響で貿易収支が大幅に好転し、来年予想以上の円高が見込まれる。若林栄四説によると、7〜9月ドル93円が黄金分割の収束_値。年末、年始突風も考えられる。目下、NYダウの戻りと円安の行き過ぎが気になるところ。4日述べた■■■(****)の650円を目安に、■■■(****)の突っ込みを見守っている。中国で大ヒットしている■■■■(****)の「ウォシュレット」(温水洗浄便座)に対し、■■■■■■■■■(****)の巻き返しが興味深い。また、来年度からIoT(モノのインターネット)標準化システムを導入する■■■(****)も復活のきざし。気がついたものから来年のリストにインプットしている。4日の値上がり率ランキングを見ると、■■■■■(****)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。何もかも時間稼ぎ。郵政上場が今年の納会に相当する。
4日の日経平均243円高。1万8926円安値引け。TOPIX1540(+13)。東証一部の出来高26億9400万株、売買代金3兆3800億円。12月限が280円高で寄り160円高の1万8900円引け。10年債利回り0.315%(+0.010%)。上海総合が3459(+4.31%)の引け。またぞろ、FRBの年内利上げを見越したしつこいドル高のポジション。売りたい強気とみられる。■■■(****)■■■■(****)。■■■(****)と■■■■■■(****)。さらに、■■■■■(****)、■■■(****)も強気。■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)など然り。真理は現実の中にあるという。(了凡)