3連休明け上値試す 10、11月乗り切るとリターン大きい (2015.10.13)
前週末尻上がり。日経平均高値引け。ポジション調整の買い戻しが広がった。9日のSQ値1万8137円。引け味がいいだけに、3連休明け上値を試す場面が予想される。日経平均の半値戻し1万8923円が目安。
27〜28FOMC、30日の日銀政策決定会合を念頭に間際まで戻すとみられ、■■■■■(****)182円、■■■■(****)で385円が関門と述べた。千人力で半分手仕舞い。ちゃぶ台返しに備えるところだ。FRB利上げ、日銀追加緩和を仮説に検証するためで、残り半分外れた時の証拠金。11月大荒れも仮説で悲観、楽観イーブン。日経平均が9月29日の安値1万6901円を切るとあく抜けし申酉(さるとり)騒ぐ。来年7月「W選挙」の公算が大きく、前半ありったけ政策期待を織り込み買い戻し。トンネルの先に2万2000円が見える。11月4日郵政上場が試金石。一部のメディアが玉不足、人気加熱と伝え逆も真なり。改造直後の官邸にとって上場成功が来年の選挙を乗り切る。米利上げ、追加緩和の有無にかかわらず持ち上げること頻り。このため、一部おつき合い。その後、場で安値を拾い、年度末配当を受け取るのが賢明。金融政策の効果が現れるのに18ヵ月かかると述べた。米雇用統計、ISM製造業指数も徐々に勢いを失ない、強い経済指標を前提に年内利上げ困難との声が印象的。FRBの利上げアナウンスが長かった分、「ドル相場がたっぷり利上げ期待を吸収し高くなった」旨の指摘も事実。日銀も今回「サプライズなき追加緩和」が似合っている。今でも手遅れ、これ以上延ばすと致命的。正常化が遅れると資産バブルが一段と過熱するだけに気がもめる。期待されるのが資産効果。日本でも「アベノミクス」で日経平均半値戻しが視野に入ったが、実質成長率を押し上げるのに全値戻しか倍返しのバブルが必要。来年7月の選挙までつき合えばわかることだ。まともなのが、首相の取り巻きがつくったといわれる新3本の矢を撤回。旧3本の矢を推進せよという声。初期投資3000億円のマイナンバー制度も国民の理解が得られず、同1500億円の住基ネット同様失敗に終わるというもの。合意優先で決着したTPP然り。米国議会の反発が予想以上。日本でも危ぶむ向きがある。10、11月乗り切るとリターンも大きい。
9日の日経平均297円高。大引け1万8438円。TOPIX1515(+33)。東証一部の出来高25億4900万株、売買代金2兆9700億円(SQ推定2400億円)。12月限が100円高で寄り320円高の1万8420円引け。10年債利回り0.320%(-0.005%)。半値戻しまで485円に迫った。値上がり率上位を見ると、■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。26〜30日MRJ初飛行が唯一前向きな材料だ。■■■■■■■■■(****)も部品納入で期待をもてる。米利上げにひきかえ、英利上げが早くて来年12月といわれる。踏み切っても小幅で長期停滞を避けられそうもない。無事が何よりだ。(了凡)