辛亥革命から100年
アジアが大混乱した原因
10月、神無月。
隣の中国では、1日国慶節。
そして、10日は双十節。
辛亥革命から今年で100年。
孫文をもっとも応援したのは日本ですが、
それで退位したラストエンペラーの溥儀を
再び、引っ張りだしのも日本。
石原莞爾が仕掛けた満州事変の翌年1932年、
満州国の皇帝に仕立て上げました。
1911年から1932年までの22年間は複雑です。
中間の1921年の中国共産党が
上海でできています。
この年、日本では上智大学が
四谷に誕生している。
そこは、バチカン大使館でもあった。
アジアが大混乱した原因を、
きちんと、見極めないと。
今の日中間に横たわる尖閣諸島の問題は、
1971~72年に
アジア政策を進めたアメリカのキッシンジャーを
引っ張り出さないことには、話がまとまらない。
また、1937年の南京事件を語るなら、
前年の二二六事件前後からの
日本国内政局抜きに語れない。