週明け尾を引く乱高下 習主席の運勢8~9月天中殺 (2015.08.31)
前週末続伸。後場一段高になった。27日NYダウ369ドル高、28日上海総合3232(+4.82%)によるもの。手掛かりが4〜6月期米GDP改定値+3.7%(速報値+2.3%)といわれ買い戻しが目立つ。28日、NYダウ11ドル安になった。
7〜9月期が問題。日経平均を一瞥しても、上海総合が暴落した7月9日1万9115円と原油先物40ドル割れで資源国の通貨が急落した8月25日1万7747円の影響が気掛かり。27日3分の1戻し1万8813円に相当し、28日7月9日の安値1万9115円を突破。半値戻し1万9374円まであと182円に迫った。東証発表の空売り比率が連日30%台後半に張りつき、目先筋の買い戻しが主因。大商いで急落し売買代金も急増した21、24、25日に対し、26日から27、28日にかけて自律反発。盛り上がりに欠ける。27〜29日ジャクソンホール、9月4日米雇用統計、同16〜17日FOMCを踏まえ、「米利上げ織り込み三角もち合い」と述べた。週明けも乱高下が尾を引きそうだ。半値戻し1万9374円と21〜24日の窓埋め1万9435円が上値の目安。戻り一巡から二番底。再び9月第3週を踊り場に10月ちゃぶ台返し。パートIIとも受け取れる。習近平主席(62)の運勢を調べてみた。安倍首相(60)と同じ8〜9月天中殺。今年前半まで絶好調で後半落ち込み、2016〜17年天中殺。18年も調整運できつい。外貨準備(7月末約450兆円)を越える借り入れがあり、AIIBのもと世界から資金を集め「一帯一路」構想で苦境を乗り切る意向だが、8〜9月のほか来年から2年天中殺。翌年も調整運という巡り合わせ。ゴールドマンの金先物850ドル説が浮かんだ。原油安の長期化、再び金融緩和シフト、資源国の通貨安競争など碌なことがない。これらがNYダウや上海総合、日経平均など左右するわけだ。個別にバリューで踊り場をかきわける時がきた。■■■(****)が一例。28日325円で引け出来高728万株。明らかに底値を叩いた売り方をつかまえた。「中村祐輔のシカゴ便り」によると、10月15日バイオジャパンで帰国、日本癌学会と日本人類遺伝学会に出席の予定という。6月から上昇運で本格化するとみられIRが出ると面白い。昨年9〜10月の動きと似てきた。■■■■■(****)が4775円で引けたのも同社のおかげだ。
28日の日経平均561円高。大引け1万9136円。TOPIX1549(+49)。東証一部の出来高29億5900万株、売買代金3兆円。9月限が460円高で寄り610円高の1万9180円引け。10年債利回り0.380%(-0.005%)。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など関係分。依然として■■■■(****)、矢作建設(1870)、NDS(1956)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、医学生物(4557・JQ)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など強気。11月の日本郵政上場が特殊要因になる。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)も出番がやってくる。(了凡)