上海の戻り確かめる 下旬にかけてTPP関連賑わう (2015.07.15)
委細構わず買い戻し。引け伸び悩んだ。EUが条件つきでギリシャ支援合意に達し、禁じ手の株価対策を乱発した上海総合指数が後場反落。FRB議長の議会証言、15日中国のGDP(4〜6月期)発表待ち。
サムライ債116億円が無事14日償還された。日本でも大っぴらにPKOが行なわれ、後日相場影響が出るものの眼中なし。ギリシャ、中国以上に米国利上げが市場の焦点。ちゃぶ台返しと呼ばれるもので、最短10日のガス抜き一巡。同様に10営業日、23日まで戻りのエネルギーを確かめる場面。上海総合指数を見ると、14日4035まであり半値戻し4275が目安。抜いてくると全値戻し5178。まさか、1万ポイントも考えられる。一事が万事買い戻し。売り方のつくる相場。逆張りでないとつき合えない。世界中、借金まみれ。持続困難とみられるためだ。日本経済研究センターが6月30日発表した第1回アジア経済中期予測:中国・ASEAN4によると、各国とも「中所得の罠」を克服できず今後成長スピードが後退する見通し。中国は構造問題を抱え2015〜25年平均の実質成長率5.3%。25年に4.1%まで低下。ASEAN4も中国の影響を受けて平均成長率4.7%。25年に4.1%の見通し。中国が制度改革に失敗し、地方債務問題が顕在化すると、中国・ASEAN4ともに25年3.0%、3.5%まで落ち込むという。要するに、2015年次第。ギリシャと中国が事実上破綻し、悲鳴をあげ始めた6、7月極限値。ヘアピンカーブを曲がれない事態になった。米国利上げを9月から年内、来年に持ち越してもギリシャ、中国の事態改善が望み薄なら、なり振り構わず株高で時間稼ぎが本音に近い。消去法で日本と述べたが、手前ミソも事実。同センターは、日本の技術によるアジアのインフラ整備・生産性向上のほか、ビジネス改善・貿易障壁の撤廃など阻害要因を取り除けばアジアの成長につながるという。28〜31日ハワイのマウイ島でTPP大筋合意と述べた。下旬にかけて■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など関連株が賑わいそうだ。■■■■(****)や■■■■(****)まで人気化すると、■■■■■(****)も時間の問題。1000株でアタリを確かめるところだ。
14日の日経平均295円高。大引け2万0385円。TOPIX1638(+25)。東証一部の出来高24億6200万株。売買代金2兆6500億円。9月限が260円高で寄り340円高の2万0430円引け。10年債利回り0.455%(+0.015%)。暫くもち合い圏とみられる。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、三谷産業(8285)など関係分。日経平均6万3000円説が脳裏にある。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)強気。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)然り。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)も莫迦にできない。■■■(****)は化ける。(了凡)
7月16日取材の為、17日付アンコール伊勢町を休載します。