7月安値叩き意外高 ちゃぶ台を前に買い戻し迫る (2015.08.18)
週明け高い。寄り前発表された4~6月期GDPマイナス年率1.6%をこなし確り。内需関連中心に買い戻しが広がった。前週末NYダウ69ドル高、週明け上海総合指数+0.71%にもよるが、世界中手掛かり難から小動き。
薄商いが続いている。いい悪いを別として政策次第。甘利経済再生相(65)は、3四半期振り実質GDPマイナスについて「一時的な落ち込みで回復傾向」と述べたが、7~9月期もマイナスなら追加緩和と述べたばかり。一般には決算発表が一巡し、19日発表されるFOMC議事録(7月28~29日開催)が焦点。米国利上げ、人民元切り下げ、原油安など反応が注目されるという。これも物足りない。入手した情報によると、これまで明らかにされた米国の経済関連データの粉飾に始まり、バブルで景気を煽る一方、実際のデータが不況時のまま。なぜFRBが利上げにこだわるか。真の狙いが何か問い詰めるもの。日銀総裁の異次元緩和も誰のため、何のためにするか疑問という。中国の人民元切り下げに対し、IMFがSDR(特別引出権)採用を巡り国際世論、IMF内部の対立を勘案して11日為替管理を中間値方式に移行するよう勧告したのもIMF改革の一環という。要するに、世界の1%といわれる国際金融資本と被支配者99%の金融戦争本格化。今秋ドル安・円高を伴うちゃぶ台返しがあるとの仮説が伝えられた。17日輸出関連が見送られ、内需関連が買われたのもわかる。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、 ■■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。出遅れが多い。■■■(****)の7月度営業報告で13店舗7.0%増収も手掛かり。■■(****)の銀座本店29.1%増収にも明らか。■■■(****)や■■■■(****)も気になるところ。今秋ガス抜きならお誂え向きだ。米国利上げをさんざん織り込んでいるだけに難しい対応を迫られる。一方、2010年から5年を超える交渉の末に7月末決裂したTPP。参加12ヵ国のGDPが世界の4割、人口で1割強を占め、次の「大筋合意」が注目される。コメや乳製品、食肉など日本の消費者にも相当なメリット。政府調達や著作権、自動車部品にも歩み寄りがみられる。■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など見守っている。
17日の日経平均100円高。大引け2万0620円。TOPIX1672(+8)。東証一部の出来高17億株、売買代金1兆9400億円に過ぎない。9月限が80円高で寄り120円高の2万0630円引け。10年債利回り0.390%(+0.015%)。40日以上空売り比率が30%を超え、ちゃぶ台を前に買い戻しを迫る展開と読める。■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 、■■■■(****)よし。■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)然り。■■■■(****)、■■■■(****)もマークしている。■■■(****)と■■■■■■■(****)が本命。2015、16年実力を発揮できるはずだ。弱気が多いだけに意外高。7月安値を叩いた反動が10月といわれる。(了凡)