証券ビュー

アンコール伊勢町

不完全燃焼収まらず 郵政上場を控え買いパニックも (2015.06.11)

 買い戻しで始まり一段高。後場中頃、日銀総裁の円安否定発言をきっかけに一時全面安。122円台の円高を消化できず安値圏で引けた。前日の夜間取引、CMEで日経平均2万円割れ。12日のSQを前に売り一巡感が出ない。

このため、120円割れを試す場面。ドイツ債のほか日本株でも梯子を外されたファンドのポジション調整が主因。国内勢は冷静で前向きだけに期待をもてる。8時30分にリリースを流した■■■(****)もこの口。共同研究先のシカゴ大グループからTCR(T細胞受容体)解析論文が公表され、移植片対宿主病や白血病再発リスクのある患者の特徴的な変化を見つけたという。3月10日、同事業開始を表明。次世代シーケンサー(自動検索装置)を導入し、がんワクチンのほか自己免疫疾患、薬診など多領域で事業化。製薬メーカーや医療・研究機関向けサービスも開始した。期日売りに伸び悩み409円で引けたが、22日の総会後に中村祐輔教授(62=筆頭株主)の講演が組まれ再び人気化。半値戻し528円が関門とみられる。気になるので値上がり率上位を見ると、全銘柄約3900のうち109位。この日、■■■■■(****)をはじめ■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****) 、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****) など関係分が多い。6月を踊り場に7~9月本格化。1%と99%の戦いと述べた。中下旬、FOMCと日銀の政策決定会合。月末、ギリシャ支援延長合意とAIIB定款決定期限などイベント尽め。その都度日本株が消去法により見直される見込み。今秋郵政上場を控え、日銀、GPIF、ゆうちょ銀、かんぽ保険4頭の鯨揃い踏み。7~9月株のプールで泳ぎ回る見通し。アベノミクスで93兆円儲けたといわれる外資が第2幕に意欲。日経平均2万2000円、2万6000円とも伝えられる短期決戦。今年盛運でピークに近い安倍首相(60)と似通った足取り。てんこ盛りの待機資金を前に不完全燃焼では収まらない。一度円高で下に振り、返す刀で7~8月買いパニック。1988年、日経平均13連騰のあと8月まで急騰した例が手掛かり。5日、来年の伊勢志摩サミットが決まり再び追い風になった。今までと同じ道を歩んでいたら、同じ扉しか開かないという。積善と陰徳に限る。受け売りだが、情報の情はなさけを乗せたもの。情感を刺激するもので、何を知ったかでなく何を感じたかが大事。踊り場にふさわしい。
 10日の日経平均49円安。大引け2万0046円。TOPIX1628(-6)。東証一部の出来高25億3500万株、売買代金2兆9400億円。6月限が60円高で寄り50円高の2万0110円引け。10年債利回り0.520%(+0.075%)。目先、波乱含みだ。■■■(****)に■■■(****)、■■■■■■(****) 強気。■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■(****)よし。■■■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)然り。底値買いの奥山さんから■■■■(****)と■■■■■■■(****)に手ほどき。相場は最後が大きいという。(了凡)