イベント尽めの6月 88年13連騰のあと8月まで急騰 (2015.06.02)
週明け意外に堅調。売り一巡後戻した。先物主導によるもので日経平均12連騰。1988年2月の13連騰以来27年振り。ちゃぶ台返しの調整を棚上げし、
下げるため上げている印象。予想外の円安株高が続いた5月、個人のFX取引が外資の餌食になった模様で、株高にも根強い警戒感がうかがえる。昨年3兆6300億円、年初から5月第2週まで3兆1500億円売り越した個人がクール。裏目に出た「5月売り」に対し、イベント尽めの6月に基調変化。「踊らされる相場」と述べた。50年はおろか、100年前の金融相場を彷彿するもの。似て非なる経緯から現場で対応するほかない。■■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■■(****)、さらに■■■■■■(****)など臨機応変に対応している。この上、■■■(****)と■■■■■(****)が高値を更新すると合格ライン。88年当時、2月に13連騰のあと8月まで急騰。4000円以上かつがれ、9月に株式先物がスタートした。売り方を殺すと買い方の投げにつながる。5月28日上海総合が6.5%安を演じ前兆を見た。このため、5日から始まる米雇用統計発表、OPEC総会、ギリシャIMF返済期限2100億円など逐一買い戻し。中下旬FOMCと日銀の政策決定会合、月末のギリシャ支援延長合意とAIIB定款決定期限など大半織り込み済み。FRBの口先介入より日銀の第3次追加緩和を控えているためだ。実現すると、材料出尽くし。円安株高の巻き戻しが予想され、円高株安となって行き過ぎの反動をかぶる。現在、待機資金が先行し突っ込み狙いに終始。買うに買えず売るに売れない場面。27年前と同様に8月まで引き回すことも考えられる。政府や日銀の関与がしつこいのは、政府保有株売却と公的債務の「飛ばし」がお目当てとみられ、再び円高株安に振ったところで上げ始めてから3年目。むしろ、相場が若返る。今の状態では割高感がない代わり割安感も後退し、連日じり安かじり高の小幅な値動き。4月にバーナンキも前FRB議長がシタデル(米有力ヘッジファンド=運用資産約3兆円)のアドバイザーになると伝えられ、米国主要3指数の動きが八百長じみて映るようになった。4月17日の秘密会議、6月12日満100歳になるデビッド・ロックフェラーも気になるところ。冷静に対応すれば問題ない。5月29日JTBが発表した2015年3月期(連結)は、1%増収に対し21%経常増益。インバウンド(訪日旅行ツアー)が36%の伸び。8月に2Q発表を予定していると■■■(****)も上方修正が見込まれる。
6月1日の日経平均6円高。大引け2万0569円。TOPIX1678(+4.91)。東証一部の出来高24億9000万株、売買代金2兆5300億円。6月限が100円安で寄り10円高の2万0570円引け。10年債利回り0.400%(+0.010%)。値上がり率上位を見ると、前述した■■■■(****)と■■■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■(****)然り。■■■■■(****)と■■■■■■(****)にも見どころ。■■■■(****)の4桁奪回なしに収まらない。(了凡)