現実的な政府保有株 6月をモノにすると後半明るい (2015.05.27)
高安まちまち。個別物色にとどまった。引けにかけて121円台後半の円安が手掛かり。日経平均先物が買われた。値上がりより値下がりが目立つ。6月12日のメジャーSQ まで
膠着状態が続く見込み。5月15日から日経平均8連騰。割安感が後退し過熱感がないため疑心暗鬼。事実上、売り方の買い戻しで上げている。前日述べたように、三つのネタを入手。823年に1回という5月の金土日5回を除き第二、第三の材料が気になるところ。6月19、20日の日銀政策決定会合、同下旬にかけて主要企業の総会、30日ギリシャ支援延長合意の期限を控え今年前半の山場。6月一杯日経平均2万円大台固め。同2万2000円、TOPIX1800が目安。百の理屈より現場で対応するのが合理的だ。高値警戒感が強い中、現実的に買われているのが政府保有株の多いもの。今秋の郵政上場を見越したもので、■■■(****)と■■■■(****)が代表的なもの。■■■■■■■(****)が■■(****)の自販機事業を1500億円で買収したのもこの一環。消費増税2%を2017年4月に延期したため、8兆円程度つなぎ資金の調達を迫られたといわれ、いずれも4月から大幅に値上がりしている。政府が株高を支援している上、海外の投機ファンドが4月に原油を見切り介入している模様。■■■■(****)の場合、黄金分割で715円が関門。2013年5月高値841円カイも考えられると述べた。12年7月,
16億株(200円)引き受けた原子力損害賠償支援機構の売却益計上が興味深い。東京都(4267万株保有し第3位)も上げ賛成。■■■(****)や■■(****)同様に取組が接近し意外な高値が予想される。政府系と一線を画した■■■■■(****)、■■■(****)も空売りを呼び込み仕手化の様相。■■■(****)
の場合、396円カイから飛び出し昨年の高値期日を消化中。6月から上昇運だけにIRが楽しみだ。底値買いの奥山さんから、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など検討中の知らせが届いた。4月17日
(中略)
6月をモノにすると後半明るい。これでいいのか、考えるところだ。今年が50年前の証券恐慌、100年前の第一次大戦直後とそっくりで、売り方がつくる相場と巡り合わせ。6月が戦場に変わりない。
26日の日経平均23円高。大引け2万0437円。TOPIX1659(+0.42)。東証一部の出来高19億1300万株、売買代金2兆500億円。6月限が変わらずで寄り40円高の2万0470円引け。10年債利回り0.415%(-0.005%)。引けあと122円台前半の円安になった。値上がり率上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)のほか■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)よし。■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)強気。この先、「踊らされる日本」が正体といわれる。(了凡)