疑心暗鬼のブル相場 買われ過ぎた米国の調整棚上げ (2015.05.22)
前場続伸し後場持ち高調整の売り。まちまちで引けた。日経平均のほかTOPIX、JPX日経400も高値を更新。動きが止まると警戒感がのぞく。中国の製造業PMI49.1、同生産指数48.4が伝えられ円安一服。
何も出ないといわれる22日の日銀政策決定会合を前にまとまった先物売りが出た。50年前の証券恐慌、100年前の第1時大戦直後に共通するもので疑心暗鬼。ブル相場に違いないが、出来高、売買代金が物足りず勢いも今ひとつ。何かが欠けている。GW明け、緩和マネー巻き戻し。ちゃぶ台返しの調整について述べた。PERが割高な米国株、経済指標に引き合わない米国債利回り、購買力平価と掛け離れた米ドルなど買われ過ぎの調整棚上げ。4〜6月から7〜9月に持ち越したのが主因。6月とみられたFRBの利上げが後退し、19日ECB専務理事による量的緩和拡大発言、中国の追加利下げも見込まれ世界的な追加緩和競争。経済を回す上で株価の高値安定策が不可欠になった。前日述べたブードゥー・エコノミクス(呪術経済学)が話題。地についていないためだ。今後も延々続くとみられ現場で判断するほかない。受け売りだが、6月に100歳を数える
(中略)
そのドンが日本で紀寿・百寿といわれる100歳の誕生日を迎える6月。嵩上げ人気をクールに受け止め利食い千人力。待機資金をつくるともう一歩進む見通し。一例が■■■■(****)。21日、630円まであり出来高2億8800万株。御用金調達といわれ、これから10日前後でスケールがかわる。黄金分割で715円が目安。2013年5月高値841円カイも考えられる。■■■(****)にも材料が出た。しばしば述べた■■■■■(****)の★-588410(がん特異的ペプチドワクチン)第III相治験が手掛かり。420円で引け6600万株出来た。夜間取引で高値を更新している。マイルストーン(導出元企業に対する支払金)が入るほか、新薬承認申請も間近とあって国内外10本以上のパイプライン活性化。6月にかけて半値戻し528円が関門。抜いてくると全値戻しも夢でない。
21日の日経平均6円高。大引け2万0202円TOPIX1646(+3)。東証一部の出来高25億2400万株、売買代金2兆7900億円。6月限が変わらずで寄り50円安の2万0180円引け。10年債利回り0.410%(+0.020%)。膠着状態になっている。値上がり率上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など関係分。急がば回れの印象を受ける。このため、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)持続。■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)然り。6月が気になるところだ。(了凡)