証券ビュー

アンコール伊勢町

設備投資とPBR焦点 デフレギャップ解消しインフレ (2015.04.28)

週明け小動き。円高に振れじり安。後場中頃から一段と見送られた。28、29日FOMCと米国GDP発表(1~3月期)。30日も日銀政策決定会合を控えているためだ。前週末好決算を発表した■■■■■(****)と■■■(****)が売られ、

引けあと米アプライドと経営統合中止を表明した■■■■■■■■(****)も形なし。わずかにJQ平均が年初来高値を更新。出遅れの水準訂正がうかがえる。■■■■■■(****)が  
(中略)  
■■■■■■(****)のコメントがいい。いま日本で起きているのは1円を削る消耗戦から1円でも高く売れる商品開発に転換。デフレ脱却の前兆といえる現象。これが新しく日本経済の歯車を回そうとしている。業績不振の■■■■■■■■(****)さえ、国内3000店のうち2000店改装を明らかにした。増配、自社株買い、自社株消却などコーポレートガバナンス・コードの上をいくもの。13日述べたように、1~3月期デフレギャップ解消(昨年10~12月期マイナス0.1%)、3月にも貿易収支黒字転換(2月の赤字4246億円)が新たな手掛かり。米国の主要企業が過去3ヵ月で業績予想3%下振れ。中でも耐久消費財や衣料・消費者サービス業が1ヵ月で6%以上落ち込む見通しとなり、FRBの利上げ棚あげ。それどころか、27日お伝えしたマネタリーベースの供給残高が4月15日現在で史上最高。最悪の状態で追加緩和を好感した上海の株高と同じ理屈。NYダウ暴落が4~6月から7~9月期まで延びた。このため、GW前後を目安に決算発表が一巡すると、設備投資とPBRが焦点。中低位、二部、JQやマザーズなど新興市場の嵩上げも考えられる。受け売りだが、2013年1月から15年3月末まで日経平均が72%上昇する一方、東証一部の単純平均は27%にとどまるため。昨年10~12月期の実質GDP525兆円に対し、27日東証一部の時価総額587兆円。11.8%上回っているが、 
 (後略) 
これほど買いたい弱気が多い時に天井を打ったためしはない。今後郵貯7兆円、かんぽ生命も4兆円買うという。
 27日の日経平均36円安。大引け1万9983円。TOPIX1619(+0.23)。東証一部の出来高18億7000万株、売買代金2兆800億円。25日移動平均の1万9665円が下値の目安という。値上がり率上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など関係分。日経平均2万2000円までつき合うと本物。次の相場も読める。24日、■■■■■(****)のS-588410(がんペプチドワクチン)Ⅲ相入りが「過小」報道され、5円高にとどまった■■■(****)を見ているとわかる。2013年と逆に5月が転機になりそうだ。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■■■■(****)も立ち直る。(了凡)