後退したNY暴落説 決算発表目安に材料物色活発 (2015.04.16)
15日も肩透かし。売り一巡後下げ渋り小戻す展開。先物仕掛けの買いヘッジで吊り上げた10日のSQ値2万0008円がうらめしい。3月26日の落ちに日経平均275円安。4月3日発表された米雇用統計がシェール減産を主因に下振れ。
1、2月も下方修正され、1978年以来62.7%に落ち込んだ労働参加率の低下も響いた。米国の「景気回復」に疑問符がつき、6月以降といわれた利上げ先送り。主力の決算発表も精彩を欠き28、29日FOMC待ち。つまり、中国の過剰生産と米国の過剰消費が調整に入り日本も影響を受けるわけだ。15日、57ヵ国参加でスタートが確定したアジアインフラ投資銀行もその口。13、14日述べたように
(中略)
どこといわず大赤字で来年50周年を数えるADB(アジア開発銀行)の方が67ヵ国(うちアジア48)でずっとマシ。少くても6月まで世界にお金を回すとみられ、NY 暴落説が後退した。このため、中低位、二部、マザーズやJQなど新興市場が水準訂正。■■■■(****)と■■■■(****)が出来損ないで食い散らしの印象もあるが、GW前後の決算発表を目安に前半、後半に分けて材料株物色が活発になりそうだ。15日の値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、三谷産業(8285)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など関係分。学ばないとモノにならないという。受け売りだが、背景が余りにも流動的。米国を例にとると、不換貨幣が生き残ったことはこれまで一度もない。ドルは過去40年で購買力を90%失った。残りの10%失うのに長くかからない。よって、個々にリスクを抑えること。自分でコントロールするしかない。それには
(後略)
今、彼らの多くはNYダウが上昇し続けることを願っているという。
15日の日経平均38円安。大引け1万9869円。TOPIX1588.81(-2.01)。東証一部の出来高19億5200万株、売買代金2兆3200億円。6月限が60円安で寄り40円安の1万9870円引け。10年債利回り0.325%(+0.005%)。個別物色が横に広がりそうだ。■■■(****)が反落。360円で引けた。しかし、17時アルツハイマー病を対象に■■■■■(****)向け導出した連結子会社のライセンス抗体国内治験入りを発表。■■■■(****)と同様に認知症治療にも光明を見出した。思惑売りで急落した■■■■■■■(****)をはじめ■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■■(****)など強気。■■■■■(****)、■■■■■(****)よし。(了凡)