証券ビュー

アンコール伊勢町

金持ちになりたければ 83カ月と40年7カ月の周期到来 (2015.03.26)

手掛かり難から高安まちまち。後場先物安に引っ張られ引け持ち直した。テクニカルな過熱感によるもの。米国の主要3指数続落、小幅円安、先駆した値嵩が一服。26日、権利付き最終日を迎える。落ち分約100円から120円前後に上振れ。

配当だけで7兆4000億円にのぼり2年連続最高。自己株消却、自社株買いを加え12兆7000億円。15年度14兆2000億円の株主還元が見込まれる。25日の時価総額578兆円。昨年10月〜12月の実質GDP525兆円を10%上回る水準。超低金利、円安、大幅な原油安を受けて2015〜16年度の増益を織り込み始めた。割安感の後退が手掛かり難の主因。時価総額がGDPを追い越したものの、バブルが膨らんでいると限らない。落ち後気迷いが続き、ヘッジファンドの先物売りも考えられるが、日本企業の業績がいいだけに決算発表にかけて買い戻し。2004年4月につけた日経平均の戻り高値2万833円前後が1989年末の時価総額611兆円と肩を並べる水準。2015〜16年度実力以上の回復とみられ、2万833円カイまで基本的に強気だ。但し、伝えられるのが4月3日の米雇用統計発表(3月)当日NY休場。それに、
(中略)  
彼は黄金分割で日柄と値幅を特定し、最近でも「2011年1ドル75円」を的中。ウォール街をうならせた。今回、1989年の日経平均3万8957円が1945年5月の東証再開から40年7カ月後であることを重視。89年12月から40年7カ月後の2030年に6万3000円説を出した。日本は来年後半長期金利が上がる状態。インフレに転換するシグナル。半世紀振りに日経平均の絶対値がNYダウに追いつき、追い越したのもインフレに変わる前触れ。1965年ともに1000で並び、日本が70年代5000円を超えたのに対し、米国は570ドルまで下げ80年代に入っても770ドルにとどまった。金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならないという。
25日の日経平均32円高。大引け1万9746円。TOPIX1592.01(+4.42)。東証一部の出来高21億4600万株、売買代金2兆5600億円。6月限が変わらずで寄り10円高の1万9650円引け。10年債利回り0.330%(+0.025%)。値上がり率上位を見ると、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、三谷産業(8285)、■■■■(****)など関係分。■■■■■(****)、■■■■■(****)のほか■■■■(****)、■■■■(****)が確り。■■■■(****)、■■■(****)よし。マザーズとJQが動き出すと面白い。(了凡)