今年のクライマックス 米国より相場が若い日本見直し (2015.03.12)
売り一巡後持ち直し後場高い。引け伸び悩んだ。前日の米国主要3指数大幅安を吸収。円高をこなしている。13日メジャーSQに向けて期先のロールオーバーがプレミアムつきという。年度末権利つきで需給がいいし、円安と原油安に伴うファンダメンタルズの改善予想以上。6年上げっ放しの米国に対し反転3年目の日本に見直し買い。相場が若いのが何よりだ。日銀や公的年金のほか、海外から息の長い資金が相当入っている。このため、17〜18日FOMCと2月の貿易収支発表を境に買い戻しが本格化。日経平均6月限1万9000円カイから年度末2万円を目指す展開。外資がドル建てで利食いできるようになってよかった。絶対値を比較すると、前日のNYダウ1万7662にひきかえ日経平均が1061上_鞘。地についてきた。10日発表された中国の1〜2月鉱工業生産+6.8%(予想+7.8%)、小売売上高+10.7%(同+11.7%)、固定資産投資+13.9%(同+15.0%)。額面通り受け取れないが、15日まで全人代が開かれ切羽詰まった状態ではない。10日NYで金先物1160ドル、原油先物も48ドルと引け味が悪い。米国のエネルギー情報局によると、原油生産量が2月末で日量932万バレル。前月比15%増えたという。シェールオイル増産基調に変わりない。今後50ドル前後として生産調整も考えにくい。このため、
(中略)
もくすぶっている。11日、■■■(****)が173円高値引け。1月のグループ取扱実績が320億円(7.1%減)に落ち込んだが、外国人旅行6億円(46%増)が目をひいた。東京五輪を視野に外国人旅行と地方再生がテーマ。今年2月から本格的な上昇運で期待をもてる。引け後、■■■■(****)が上方修正を発表。記念0.5円増配し期末5円配当(年9.5円)を決めた。値上がり率上位を見ると、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など関係分。3、4月今年のクライマックスとみられる。
11日の日経平均58円高。大引け1万8723円。TOPIX1525.67(+0.92)。東証一部の出来高19億2600万株、売買代金2兆2600億円。3月限が90円安で寄り20円安の1万8650円引け。10年債利回り0.410%(-0.055%)。警戒感がうかがえる。■■■■■■■(****)に対し■■■(****)の公開買いつけが焦点。11日が期限で12日からゲーム再開。個人株主(前期末57.92%)がモノをいう。OTS(4564)は出番待ち。6日明らかになったTOPKを阻害する新規抗がん剤の特許登録をはじめ材料が英文のため外資が先行。3〜5月に彼らがどの程度集めたかわかる。依然として■■■■■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****) 、■■■■(****)など強気。■■■■■(****)も面白い。(了凡)