証券ビュー

アンコール伊勢町

危機を買い安堵で売り 原油暴落の陰で小康状態続く (2015.02.24)

買い一巡後もみ合い。高値警戒から伸び悩んだ。日経平均が寄り付き1万8500円台を回復。2000年5月2日以来14年10ヶ月振りの高値になったほか、前場10時に騰落レシオ(東証一部・25日平均)が144%台に上がり過熱感も台頭。後場円高に振れ、売り優勢になったが、引け持ち直した。ギリシャの返済期限が2月から6月末に持ち越し。ウクライナの停戦合意も不十分で消耗戦繰り延べ。原油暴落の陰で小康状態が続いている。2011〜14年の高騰時に最も生産が拡大した米国のシェールガス・オイル。企業のほとんど1バレル90ドル前後で先物予約。一部を除き影響が出ていない。しかし、差額40ドルを大手金融機関がつなぎ融資。巨額の損失が出ている模様。中国をはじめ備蓄需要も峠を越し、年央にも極限値とみられる。起きる確率が低く、いつ起きるかわからないが、起きると大きなダメージをもたらす。「ブラックスワン」の状態という。道理で鯨幕。四方八方予断を許さない。2月6日述べたように、体力がなくなると退場。延命の限りを尽くす2015、16年そのもの。折りから、日露パイプラインに国内外の大物企業が参加。早ければ、3月調査開始という。2月19日に

(中略)

■■■■(****)にもお呼びがかかる見通し。今後中国の影響が大きいだけに、日露の連携がパワーバランスを修正するといわれる。■■(****)が原油とガス開発で1200億円、■■■■(****)もシェールオイル開発失敗で2400億円減損を計上。■■■(****)の中国中信へ6000億円出資でも疑問符がついた。このため、国際コンソーシアム(企業連合)の登場になりそうだ。20日、ムーディーズがロシア国債を「Ba1」(投機的水準)に1ランク下げ、ウクライナ情勢と原油安次第でさらに格下げをほのめかした。90年代後半、日本の金融危機で「危機を買い」、「安堵で売り」の経験が役に立つ。日本は資源がなく、何か起きても適応するほかない。逆張りで進むところだ。値上がり率上位を見ると、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など関係分。4月に出来上がるはずが6月まで延びそうだ。

23日の日経平均134円高。大引け1万8466円。東証一部の出来高24億9100万株、売買代金2兆5200億円。3月限が140円高で寄り100円高の1万8460円引け。10年債利回り0.375%(-0.010%)。27日に1月の消費者物価指数や家計調査、完全失業率、鉱工業生産指数など重要な統計が発表される。大半好転が見込まれ月足陽線の公算が大きい。2年で40%以上円安になり、日本目当ての観光ブームで■■■(****)を立てたが、■■■■■■■■(****)が本命という。6500円が節目になっている。■■■(****)■■■■■■■(****)確り。■■■■(****)、■■■■■■■(****)然り。決して諦めないことだ。(了凡)