一事が万事待ちの日本 跳ね返る円安株高と原油安浸透 (2015.01.22)
反落して始まり弱保ち合い。引け間際に若干戻した。前日イスラム国の日本人拘束が伝えられ、20~21日政策決定会合終了後に日銀総裁会見。22日ECB理事会、27~28日FOMCを控え模様眺め。後場、日銀が賛成多数で現行の金融政策を決めたと伝えられ円高に振れた。先物と裁定取引でポジション調整に明け暮れ乱高下。経済や外交、軍事でも説明できない動きだ。首相は昨年11月に後藤健二氏(47)が人質、イスラム国から身代金要求の来ていることを知っていた模様。
(中略)
世界主要国のリーダーの中に安倍首相が見当たらない。期限の72時間、23日午後2時50分という。週末にヤマ場を迎えそうだ。日本の場合、欧米や中韓と違って強行を避け、一事が万事ぎりぎりまで待ち。最善を尽くすのが常。日銀総裁の会見に新たな手掛かりなし。現行の金融政策堅持。必要なら躊躇なく追加緩和。間違っていないとの思い込みがひっかかる。2月16日に昨年10~12月期のGDPが発表され、原油安で物価下落が顕著になればバズーカⅢも考えられる。いい悪いを別にして、消費税10%を定めた2017年4月までモラトリアム。賃上げと設備投資を目玉にありったけ景気を持ち上げる政策。それには株高が不可欠で今年後半二段上げ、来年三段上げ。日経平均2万円、2万4000円が目安と再三述べた。アベノミクス2年、円安株高と原油をはじめ国際商品の大幅な値下がり浸透が今後2年プラスに跳ね返る。日経平均2万円が2年続くと国内にお金が回るようになる。恐らく時価総額が名目GDPを上回りバブルの状態。■■■(****)が1万円をつけ全体嵩上げも予想される。仮説に違いないが、半年、1年検証してタイムラグを埋めるのが楽しみ。今年後半から来年にかけて嘘のように明るくなるはずだ。例えば、21日も値上がり率上位に顔を出した■■■■(****)。90年の上場来高値5200円。これから2年大化けが見込まれる。
21日の日経平均85円安。大引け1万7280円。25日移動平均線1万7264円を上回った。東証一部の出来高21億8700万株、売買代金2兆3000億円。3月限が80円安で寄り180円安の1万7210円引け。10年債利回り0.245%(+0.030%)。騙しの戻りとみられる。値上がり率上位で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)が関係分。おしなべて端境期にある。前日述べた■■■■(****)、ノリタケ(5331) 、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)も中低位。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)の底値買いも乙なもの。■■■■■■■(****)と■■■■(****)で水素ステーションのインフラができる。■■■(****)、■■■■■■■(****)はモノが違う。(了凡)